こんにちわ,Isamu(@yusukebe029)です。
探鳥していて初めて見た鳥を素早く調べたい!
そんな時には野鳥判別アプリ「Merlin Bird ID」が便利です。
この記事では、Merlin Bird IDを使った野鳥判別の方法についてアプリインストールから図解したいと思います!
目次
アプリのインストール
アプリの正式名称は「Merlin Bird ID by Cornell Lab」です。
iPhoneはAppStore、アンドロイドはGoogle Playからそれぞれダウンロード出来ます。
以下にリンクを張っておきます。
アプリ起動と初期設定
インストールが完了したら、アプリを起動しましょう。

アプリ起動時にエリアごとの野鳥のデータをダウンロードする必要があります。
自分が住んでいる地域を確かめて、その地域のデータをダウンロードしましょう。
データ容量は500MB以上もありますが、ダウンロードすることでオフラインでもこのアプリは使用可能なようです。
野鳥の識別開始
アプリのダウンロード・地域データのインストールが完了したら、早速野鳥の識別をやってみましょう。
アプリのホーム画面で「識別を開始する」をクリックします。
すると、以下のような画面(Step1)に進みます。

画面の上には現在どのステップにいるか確認できます。
野鳥の識別では、全5ステップあり、そこに必要事項を入力することで、候補の野鳥を絞り込んでくれます。
Step1が終わったら、Step2以降に進んでStep5まで入力します。


Step5まで入力し、次に進むと、可能性のある鳥のリストを作ります。
そして、候補の野鳥を写真付きで表示してくれます。

ウェブ情報や野鳥図鑑などで大体は絞り込んでいましたが、どうも確信が持てない。
そんなときにこのアプリを使えば、野鳥種の絞り込みが可能です。
表示された鳥のリストでは、オスやメス、冬毛など様々なパターンの写真が登録されているので、野鳥の種を判別するのに非常に助かります。
判別しにくい野鳥の特定例
「識別を開始する」機能で
体毛の色が茶系など似ている色の野鳥は多いです。
そんなときでもMerlin Bird IDを使えば、特定に時間はかからないです。
スズメ大の大きさで、茶色の毛並み、地面にいる、と出会ったシーンを思い出して、入力していくとどうやら「セッカ」さんのようです。

たびたび訪れる秋田市の山奥で出会ったこの野鳥。
体毛は派手な色でなく、くりくりお目々が特徴の野鳥でした。
特徴と出会ったときの情報を入力すると、コサメビタキさんと特定できました。

「写真識別」機能で
情報を入力するだけでなく、撮影写真があれば”写真からの識別”も可能です。
写真識別のために26MBぶん追加でデータをダウンロードします。

写真識別は全部で2ステップです。
まずは写真のアップロード。
アップロード後、野鳥がよく見えるように適宜クロップしましょう。

ステップ2では場所と日付を入力します。
すると、可能性のある鳥を絞り込んでくれて、リストで表示されます。
代表的なカワセミくんで試してみましたが、しっかり特定できました。

eBird Japanとの連携
eBirdは以前、日本語非対応だった為、英語で我慢して使用している人や、eBird自体使っていない人がいました。
日本野鳥の会が日本語版運営を行い、今では日本人も気軽に利用できる野鳥観察情報データベース(eBird Japan)となりました。
eBirdアカウントがあればMerlin Bird IDと連携することができ、Merlinで野鳥判別→eBirdで野鳥観察結果の報告と、バードウォッチングの成果がすぐに報告できます。
バードウォッチャーや保護団体による探鳥成果とともに、Merlin Bird IDで判別した結果が、鳥類に関する科学的知見および野鳥の保護に貢献します。
大それたことを書きましたが、気負いする必要はありません。
気軽にはじめて、ササッと報告するぐらいが丁度いいアプリです。
eBird Japanについては別記事で紹介しています。

探鳥に役立つアイテム
野鳥図鑑「ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑」
野鳥の写真が掲載されていることから、初心者が野鳥を判別するのに役立つ1冊です。
この図鑑については、レビュー記事として以下にまとめました。

双眼鏡「Nikon Sportstar EX 10x25D CF」
私はカメラを持って、撮影しながら探鳥するスタイルですが、遠くにいる鳥を素早く発見するため、双眼鏡も使います。
といっても高価なものではなく、1万円以下で買える安価な双眼鏡です。
1万円以下でも、実使用で不満はなく、探鳥に全然使えます。
こちらの双眼鏡についても、レビュー記事として以下にまとめました。

秋田・野鳥の情報収集
秋田で探鳥を続ける私ですが、ネットで秋田の野鳥に関する情報を収集するときもあります。
そこで、図鑑のように一覧でまとめてある野鳥のサイトなど発見しましたので、シェアしておきます。
あきた森づくり活動サポートセンター情報総合サイト
野鳥だけでなく、自然全般についてのまとめサイトです。
野鳥、昆虫、魚、野草など自然に関する豊富な知識が集約していて便利です。
最近でも頻繁に更新されており、常に新しい情報を入手できます。
他にも、ブログ村で「秋田」でブログを調べると、秋田の自然や野鳥、動物について紹介しているブログを発見できます。
このように、私は野鳥の種と特定は図鑑やアプリを使って、秋田の地域の野鳥について調べたいときは、ネットでまとめサイト・ブログを探して、情報収集するようにしています。
ネットや図鑑に書いてある情報をあくまで基本的なことです。
私の乏しい経験でも、自分の住んでいる地域の環境を知って、それを野鳥の観察に活かすことが重要だと感じています。
こうしてちょっとずつ野鳥を知って、秋田の自然を満喫するとともに、探鳥を楽しんでいきたいです(抱負)。
最後に
今回は野鳥判別アプリ「Merlin Bird ID」について紹介しました。
このアプリは優秀で、野鳥に出会った情報を入力、または写真をアップロードするだけで簡単に野鳥識別ができます。
500MB以上のデータのダウンロードが必要になるので、アプリ導入にはスマホの容量を確認してから行いましょう。
他にも探鳥に関する記事を執筆しているので、興味あればご一読下さい!







Isamu
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