こんにちわ,Isamu(@yusukebe029)です。
この記事では、SONY ILCE-7RM3(α7R III)と一緒に購入したFE 200-600mmレンズについてレビューしていきます。
なぜSonyのFE 200-600mmレンズを選定したのか、このレンズを使えばどんな野鳥写真が撮影できるか、ここで紹介したいと思います。
目次
SONYレンズ群と200-600mm選定経緯
SONYレンズラインナップの中で、野鳥撮影に向く焦点距離を持ったレンズをいくつか抜粋します。
描写力ならGMレンズたちのほうが上でありますが、ズームレンズで広域をカバーできる200-600mmのGレンズは超望遠の中でも汎用性が高いと考えられます。
また、200-600mmは私のSNSフォロワーなどでも利用者が多く、憧れのレンズでもありました。
また、GMレンズははっきり言って高ぇっす。
ましては、400mmや600mmの超望遠単焦点となれば、超高額の出費は避けれては通れないでしょう。
FE200-600mmレンズも決して安いレンズではありませんが、それでもアマチュアでも手の届く良レンズであると認識しています。
FE 200-600mm F5.6-6.5 G OSS
先ず、購入レンズの全容についてお示しします。

全長は30cmほどで、重量は2.1kgほどとなっています。
Sigma 150-600mmレンズは3kg近くありますので、それよりは軽量のレンズとなります。
使ってみた感じ、手持ちで移動しながらの撮影でも負担が少なく、疲れにくいです。

このレンズはインナーズーム式で、ズームリングを回してもレンズが前に飛び出したりせず(レンズ全長が変わらず)、重心が変わらないため、三脚に取り付けて使う場合や、手持ち時のバランス崩れなどが起きる心配が減ります。
フォーカスホールドボタンが上と左右の90°ピッチで配置されています。
縦持ちと横持ち両方で使用できる構造になっているかと思います。
このボタンには機能を割り当てる他に、ピントをロックできます。
レンズにはフッ素コートが施され、撥水性と撥油性が高いのも特徴です。
レンズのクリーニング時には汚れが落ちやすいです。

このあたりの機能は皆さんご存知かと思いますので省略します。釈迦に説法ですよね。
手ブレ補正モードについては触れておきます。
MODE1は通常使用する手ブレ補正モードで、MODE2は流し撮り撮影に対応します。
最後のMODE3はモータースポーツや野鳥など動きが変則的で速い被写体を撮影する際に、手ブレ補正でサポートしてくれます。
※ただし、α9でこのMODE3を使用する際はファームウェアをアップデートする必要があるそうです。
ボディ内手ブレ補正機能搭載のボディと使用することで、ボディ側の5軸方向の手ブレ補正も撮影を強力にサポートするそうです。
また、1.4x/2.0x テレコンバーターにも対応しているので、焦点距離をさらに伸ばしたい場合には購入するといいでしょう。
実写レビュー(野鳥)
FE 200-600mmレンズで主に野鳥を撮影しました。
ここでは、どんな写真が撮れるのか実際にご覧になっていただきたいと思います。
カワセミ類
私もミーハーなので、探鳥を始めた当初はカワセミ類を追っかけていました。
探鳥2シーズン目にはついにカワセミ・ヤマセミ・アカショウビンの撮影に成功しました。
御池で撮影したカワセミ1番子。

渓流にて、水面スレスレを飛ぶヤマセミ殿。

深山幽谷に現れたアカショウビン。
さえずりは夏の風物詩といっていいでしょうね。

アカショウビンのさえずりはこちらから
身近な野鳥たち
FE 200-600mmレンズで撮影した写真を見返して思ったのは、野鳥にすごく寄って撮影できていることです。
これは焦点距離600mmだからこそ実現できたことなのですね。
都市公園でカワラヒワ殿。

杉の枝に飛び移るヒヨドリ殿。

森林のなかで盛んにさえずっていたホオジロ殿。

ダム湖の照明に留まっていたセグロセキレイ殿。

都市公園で見つけたアオゲラ殿。

深雪の里山で出会ったベニマシコ殿。

春の渡りで日本に来たばかりのキビタキ殿。
市街地の都市公園で観察。

標高300mほどの小高い里山で出会ったビンズイ殿。

森林の御池に住むオシドリ殿。

大型猛禽類
猛禽類は空高く舞っていたり、遠くに留まっていて普通に撮影しては米粒くらいにしか映らないですね。
でも、このレンズなら遠くにいる猛禽類なども引き寄せて撮影できます。
距離50mほどを飛ぶトビ殿。

仰ぎ見る形で撮影したノスリ殿。

高い高い杉の木よりさらにその上を飛ぶクマタカ殿。
波状飛行は迫力有りです。

距離30mほどに留まってくれたクマタカ殿。

ツキノワグマ
危なくて近寄れたものではありませんが、ツキノワグマも遠くから撮影できます。

知識ゼロでツキノワグマと向き合うのは大変危険です。
命を守る知識を身に着けて行動する必要があります。



最後に
Sony FE 200-600mmレンズは野鳥撮影において活躍間違いなしのおすすめレンズです。
手持ちスタイルでも全然使えるので私も最近はもっぱらこいつを愛用しています。
野鳥写真がもっと見たい方はギャラリーをご覧になってください。

その他にもレビュー記事を執筆していますので、興味のある方はご覧になってください。




Isamu
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