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ツキノワグマを知り、里山活動に活かす話

こんにちわ,Isamu(@yusukebe029)です。

毎年、4月から11月頃にかけて、ニュースでツキノワグマに関する報道をよく見聞きします。

私も冬以外はよく里地里山を訪れては野鳥などの撮影に明け暮れています。

その一方で、ニュースで見たツキノワグマが頭をよぎり、ビビりながら活動している側面もあります。

ある日、ツキノワグマに恐怖しているのは、彼らのことを何も知らないからだと気づき、いくつかクマに関する書籍を購入して読んでみました。

ここでは、ダイジェスト版で私が学んだことをここに記し、引用した書籍も紹介したいと思います。

初めてのツキノワグマとの遭遇

その前に私がツキノワグマに遭遇した話をします。

はじめた見たのでは2021年11月、ダムの下流近くの林に整備された小道でのことでした。

幸い、車に乗っていたので、危険はありませんでしたが、恐らく成獣で大きな個体でした。

いざ目の前にしてみると、肝っ玉は冷えるとはこのことで、すぐにその場を離れてしまいました。

また、秋田市市内の別のダムでも、堤頂横に車をつけて降りた際に「グルゥゥ…ウゥゥ‥」と唸り声のようなものが聞こえてきました。

姿は確認できませんでしたが、後になって考えてみればあれはツキノワグマだったのでしょうか。

同年(2021年)には秋田市仁別の集落付近(堂ノ本橋の横)で獣害が発生しています。

よく行く仁別でもクマ被害!秋田のツキノワグマとそのクマ対策について検討した話

ツキノワグマが森林に住むと言われているそうですが、SNSを見ているとツキノワグマを撮影した写真を頻繁に目にするようになり、山とはかけ離れた住宅街でも目撃情報が相次いでいます。

なので、山で行動しない方もツキノワグマについては知っておいて損はないでしょう。

ツキノワグマの生活や行動を学ぶ

秋田市にはクマがいる

私は平日は仕事があるので、週末にフィールド散策する程度です。

そこで、書籍を読み勉強しようと思い、なるべく写真が多く掲載されているものを購入しました。

秋田で写真を撮影するものならば、加藤明見氏の名前を聞いたことはないだろうか?

秋田市仁別の植物園内にある東屋には彼の撮影した写真が展示されています。

また、2022年には秋田県美術展覧会「写真」で審査員をされていたのも記憶に新しいです。

第64回 秋田県美術展覧会に作品(写真)出品

加藤明見氏は写真集をいくつか出版しており、その中に「秋田市にはクマがいる(無明舎出版)」を出版しています。

秋田県の中心都市「秋田市」でこれほどツキノワグマの写真を撮影したというのは素直に驚きました。

秋田市で生きるツキノワグマの鮮明な写真が見たい方は手にとってみるといいでしょう。

熊が人を襲う時

クマの生態をよく分かっていないことから、クマの生態をまとめてある書籍を購入しました。

熊が人を襲う時:米田一彦著」は最初はクマの分析から始まり、多くのクマ事例からクマと退治したときにどう行動すればいいか学べる良書となっています。

ツキノワグマの活動ピークは朝夕の7時ごろにあり、12時から13時までの昼にも活動意欲が高まるとのことです。

私もツキノワグマに遭遇したときは朝の早い時間帯でしたので、朝7時台のピークと重なっていたのでしょうか。

ツキノワグマは人間よりはるかに優れた聴覚と嗅覚を持ち、聴覚は数キロ先の音を聞き分け、嗅覚は犬を遥かに凌ぐそうです。

そのため、クマはヒトより先に相手の存在を察知して、その場を離れるのだそうです。

クマは獰猛なイメージを持っているかもしれませんが、臆病な性格で好き好んでヒトを襲う生き物ではないのです。

しかし、そんな臆病なクマでも、突然ヒトに出くわしたり、子グマを連れていて撤退が難しい場合など、限定的ではありますが自衛手段としてヒトを攻撃することがあるようです。

こういう本をいくつか読んでみて、そのあたりの生態は理にかなっているなと納得しました。

クマに遭遇した経験の少ない方でクマと遭遇、またその時の対処の経験を中心に学びたい方は「熊が人を襲う時」おすすめです。

ツキノワグマのすべて

ツキノワグマのすべて(文一総合出版)」は私が待ち望んでいた待望の一冊といっても過言ではないでしょう。

書籍紹介では、クマのすべてを最新の研究が解き明かす、なんて書かれていたので興味が湧いて購入しました。

読んでみるとかなり参考になることが書いてあります。

まず、クマの生態です。

前述の「クマが人を襲う時」にも詳しく書いてありますが、この書籍でもクマの生態を事細かに取り上げています。

クマは1日の中でいつ活動するのか、一年を通してどんな場所で暮らしているのか、繁殖、人と遭遇した際の行動など、私が知らなかったツキノワグマの生態を素人でもわかるレベルで徹底して教えてくれます。

そして、この書の最大の特徴(わたしが勝手に思っている)は、クマの写真に加え、クマの痕跡(足跡、糞、木登りのあと、熊棚、冬眠穴など)の写真が豊富に掲載されていることです。

現地ではこうしたクマの痕跡を見つけることができれば、事前にその場から離れたりと、クマを避ける行動を取ることができます。

※中にはクマをチェイスして行動を観察している方もいるそうですが。。。

昔の書籍は文章が多くて写真が少ないことが特徴である一方で、最新の書籍は写真を豊富に取り揃え、クマに会ったことが無い方に大変参考になる書となっています。

逆に言えば、昔はクマは森林の奥に生息してヒトを避けて暮らしていたので撮影の機会は少なかったが、近年では里グマなど言われているように市街地付近や里地の集落にクマが出没するようになった為、撮影の機会が増えて写真が集まってきたのではないかと考えています。

ヒトとクマの生息領域がラップして、山奥に行かない方にとってもツキノワグマは身近な存在になってきいるかもしれないですね。

ツキノワグマとの遭遇 2nd

2022年、この年はアカショウビンの撮影を目標に、山間部に頻繁に行く予定だったので、前年のオフシーズン(冬)にクマの書籍などを読み込み、ツキノワグマに対する知識を蓄えていました。

アカショウビン ―Ruddy Kingfisher

野鳥撮影では早朝から行動することが多い私はこの日も早朝に車を走らせていました。

ふと道の脇の背の低い木に目をやると、なにか黒い大きなものと小さなものがうごめいているではありませんか。

子グマを1匹連れた親グマでした。

よくみると木に実った果実を捕食していることでしたね。

遠くに車を止めて観察していると、静かに木を降りてどこかに去ってしまいました。

別日、田んぼで囲まれた道を車で走っていると子グマほどの大きさのツキノワグマが田んぼに顔を突っ込んでいました。

私は子グマと判断すると、近くに親グマがいないか警戒しましたが、どうやらこの個体単独だったようです。

おそらく親離れしたばかりの子グマだったのでしょうかな。

地元の方は慣れているのか、子グマに気づいたらクラクションを連発して、勢いよく軽トラを飛ばし追い払っていました。

このようなことは日常茶飯事なのですかね。

クマ対策グッズ

私は山に行く際はクマスプレーや鈴などクマ対策グッズを持ち歩くようにしています。

私が厳選したクマ対策グッズを別記事にまとめましたので、よろしければご一読ください。

熊対策グッズまとめ・必需品3選+あれば良い品9選

クマに遭遇することを回避する道具として、それぞれの道具の役割についても上記で紹介した書籍では取り上げてくれています。

それなりに費用はかかってしまいますが、重傷を負うことに比べたら、安い買い物だと思うので山に行く方は参考にしてください。

最後に

この記事では、私のクマ遭遇体験と、書籍から学んだツキノワグマの習性、どの書籍に何が書かれているか・特徴を簡単に紹介しました。

里グマの出没が年々増加していく今日、ツキノワグマについて理解を深めることは大事かと思います。

他にも、秋田に関する記事を執筆しているので良かったら見てみてください。

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Isamu

最後まで読んでくれてありがとうございました!

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