秋田市 総距離35km・雄和仁別サイクリングロードの現状

サムネ・仁別サイクリングロード

こんにちわ,Isamu(@yusukebe029)です。

仁別を自然探訪した時、雄和仁別自転車道という標識を目にしました。

しかし、あちこちに「通行止め」の看板が立っていて、このサイクリングロードの現状はどうなっているのか疑問に思いました。

そこで個人的に「雄和仁別サイクリングロード」を調べてみましたので現状報告します。

この記事の概要

秋田大学〜仁別間の雄和仁別サイクリングロードの現状を紹介します。2022年現在、雄和仁別サイクリングロードの現状を調べてきたので写真付きで掲載します。

秋田県道401号雄和仁別自転車道線

このサイクリングロードは秋田市の雄和椿川から仁別まで総距離が35kmになります。

この看板は秋田大学の門の横で撮影。

スタート地点は特に決まっていないので、どこからでもこのサイクリングロードを走ることができます。

仮に雄和椿川からスタートしたら、川沿いに10km走った後に市街地に入り、そのまま秋田市県庁まで進みます。

秋田県庁から千秋公園前を経由して秋田大学前までたどり着きます。

しっかり舗装された道路を走るので、車にさえ気をつけていれば、快適にサイクリングできます。

Isamu

サイクリングロード途中にある「千秋公園」は四季を通じて、植物観察や探鳥が楽しめるスポットです。
秋田市・千秋公園の春夏秋冬

秋田大学前には目印看板が設置してあります。

雄和仁別自転車道は「仁別サイクリングロード」とも呼ばれています。

その理由はおそらく、このサイクリングロードの終着点が仁別の最奥「森林博物館」だからだと勝手に思っています。

秋田大学前の歩道は車道側にストレートな白ラインが引かれ、自転車が走行することを許可しています。

秋田大学〜藤倉水源地

雄和椿川からスタートした人は川沿いや町並みを抜けてきて”自然”を感じることは少なかったと思います。

しかし、ここから一気にネイチャー感が増していきますよ。

秋田大学から仁別までのルート拡大を以下に示します。

先ず、秋田大学を出発し、補陀寺(ほだじ)までは道路が広く、快適にサイクリング出来ます。

秋田温泉〜補陀寺間は田んぼが多く、大平山方向には連峰を見ることができます。

春から秋にかけて、早朝の冷え込んだ時間帯には霧がかかり、美しい自然風景をご覧になれます。

補陀寺を抜けた後の道中は険しい道程となります。

車道脇ではなく、山肌の岸壁に沿って歩道(サイクリングロード)が整備されていたらしいのですが、岩崩の発生や越冬後の損壊で、ここ最近は通年通行止めになっているようです。

Isamu

大雨などで土砂崩れが発生して通行できない状態のようです。

チャリダーはしょうがないので、車道脇を通って藤倉水源地を目指すことになりますが、車道も山間部を抜けていくルートとなっているので、これもまた道が狭い。

道路脇を流れる旭川を横目にサイクリングを楽しめますが、車と接触しないように注意したいですね。

山間部を抜けていくと、開けた道路になります。

小規模集落も点在して、釣り堀の看板も見えてきます。

藤倉つり堀センターはいつか行ってみたいスポットです。

仁別を完全に楽しむにあたって行かなくてはならないでしょう(使命感)。

釣ったお魚はその場で焼いてもらえるし、腹ごしらえにもバッチリだすな!

藤倉水源地・藤倉ダム

サイクリングロードから道が外れますが、藤倉ダムまで道路が舗装されているので、車や自転車でも行くことが出来ます。

道中の田んぼ景色は格別です。

ここから少し進むと赤い橋が架かったダムがあり、皆から藤倉ダムの愛称で親しまれています。

平成5年に国の建造物の重要文化財「近代化遺産」に全国で初めて指定されたそうです。

かなり至近距離からダムを眺めることができます。

夏は虫がブンブンしているので、虫よけや蚊取り線香を用意して訪問するといいでしょう。

藤倉ダム横から車道方向を見上げると、2階構造のようになったサイクリングロードを見ることができます。

緩やかに下っている方がサイクリングロードです。

※ただし、後述しますが、ここは通行止めです。

藤倉水源地〜仁別

藤倉水源地の横を通る車道を抜けて、仁別を目指します。

サイクリングロードか歩道かは不明ですが、このあたりも岩崩や落石の恐れアリで通行止めが多発しています。

20224月現在でも通行止めは継続されています。

先程見た藤倉ダム横の緩やかに下っているサイクリングロードへの入り口はここです。

ここの通行止めの理由は土砂崩れによって道路が通行できない状態になっているからです。

これは自分の目で見て確かめたから間違いない。

岩壁に沿って作ったサイクリングロードなので、ロックネットで防止策は図っているものの、自然災害によって通行できなくなることは多々あったようです。

下の写真は藤倉水源地が見える道路からサイクリングロードを見下ろしたものです。

砂崩れがあった形跡が認められ、土砂物の中には水配管みたいな金属の棒状のものも確認できます。

山際からは水が溢れ出し、想像ですが土の中に埋まっていた配管はなにかが損傷しているのではないでしょうか。

さらに、豪雨により人工物が川に流れると、生き物にとっては良くはないと思うのでこの辺だけでもなんとかして欲しいものです。

利用者数を考えれば、整備の費用対効果は薄いように思われるが、こうした自然を散策できるスポットは将来大切にしていったほうがいいと思うので、なんとかして欲しいものです。

Isamu

秋田大学前の看板は真新しく現役バリバリのサイクリングロード感を出しいますが、藤倉水源地から仁別国民の森まではほぼ通行不可なのは解せない。

実際に来てみたら現状をみてガッカリしたり、間違って通行して負傷でもしたら大変なことになると思います。

旭川ダムから仁別国民の森の森林博物館まではクマの出没も多いらしく、道も険しいので整備難易度は高いと思われますが、この藤倉水源地周辺くらいは整備はできないのか?

サイクリングロードは通行不能なようなので、ここは車道を進むんでいくことになります。

この車道は太平リゾート公園旭川ダム公園仁別国民の森へと続いています。

サイクリストの皆さんも車道横を走り、サイクリングを楽しんでおられるのをよく見かけます。

藤倉水源地を抜けると景色が開け、仁別集落に到着します。

補陀寺を過ぎたあたりから気になっていましたが、地面に何やらサイクリングロードを強調する目印が施されています。

これは2022年8月に確認しました。

補陀寺をちょっと行ったあたりから、藤倉水源地を抜け、仁別集落の太平山リゾート公園前まで、この表示が続いていました。

この施工が暗示するところは、道路脇にある崩壊したサイクリングロードはもう復旧の予定はない。ということではないでしょうか。

あくまで私個人の妄想なので、自治体の意向は分かりません。

こんな立派な標識も立っていました。

この自転車通行帯の表示ゾーンを抜けると、旭川ダムを経由して秋田市植物園に到着することになりますが、ここもまた通行止めのようです。

看板なしのゲートで強固にブロックされています。

この先は旭川ダム管理事務所前まで続いています。

普通、街側から来るのでこっちに通行止めはなくても問題ないかと思いますが、間違って進入したら行き止まりですね。

春先だと行けそうなオーラが出ていますね。

ここから180°振り返って、管理事務所のほうを向いてみると、ハイ通行止めデス。

看板は真新しく、しっかりブロックしてますね。

設置された看板が朽ち果てていて、何が書いてあるか意味不明ですが、先に貼り付けたリンクから手に入れた情報によると「務沢自然研究路」というらしいです。

入口はかろうじて読めるので、ここが植物園に続くサイクリングロードであっているでしょう。

このルートの行き着く先「秋田市植物園」までワープします。

植物園からサイクリングロードを見ても、草ボーボーでワケワカメです。

かろうじて植物園横のサイクリングロードは草はそんなに生えていなく、コンクリの舗装道路だと思うは、苔に覆われてクッション床みたいな感じでここは歩いていて楽しいです。

植物園横のサイクリングロードははじめはストレートに進んでいきます。

少し進むと、水芭蕉の群生地が左に見えてきます。

4月の春には湿地に咲くたくさんの水芭蕉が観察できます。

20224月にだいぶ雪は残っていたが、植物園の様子を見に行ってきました。

木がもう朽ち果てているのか、倒木が目立っており、なんとサイクリングロードをブロックするように木が倒れていました。

しかし、数日後、木が撤去されて20224月時点では通常通りここは通れるようになっていました。

このストレートを進んでいくと、大きく右曲がりのカーブが現れます。

ここからは左を見ると、仁別沢が見下ろせます。

だいたい30mくらい下方になるのですかね。

そして、ここから先はビビリの私は進む勇気がありませんでしたので、どうなっているか不明ですが、サイクリングロードが続くようです。

Isamu

もはやサイクリングできねーだろっ!ってツッコミたくなりました。

ここから先について、私のネットリサーチの結果、アングラーや達人レベルのサイクリストが通っているみたいで、その記事を発見しました。

秋田市植物園から森林博物館まではアクセスが困難なため写真はないが、ここからさらに山々しさが増していくことはこれまでの写真からも想像がつきますよね。

【終着】仁別・森林博物館

森林博物館まで仁別自然休養林の林道を通っていくことで到着します。

太平山リゾート公園の麓から森林博物館まで30分ほどでしょうか。

距離にして10km、そして道が狭くスピードが出せないこともあり時間がかかります。

森林博物館付近の「めおと橋」で撮った仁別サイクリングロード案内看板です。

この右手にサイクリングロードがあるようですが、藪化していてワケワカメ。

めおと橋の下には降りていくことができるので、川沿いに探索できます。

最終地点にある森林博物館は20217月時点では休館中した。

20224月時点ではネットでは開館しているようですが、5月に行ってみようと思っているので、その際に現地で確かめてみます。

仁別国民の森については以下の記事に別途まとめてあります。

サムネ・仁別自然休養林仁別自然休養林(仁別国民の森)で自然散策と森林浴|2021シーズン

最後に

藤倉水源地から仁別国民の森までのサイクリングロードはまでは通行止めが多発している。

私も以前はクロスバイクでよくサイクリングしていたので、この記事を書いていたらサイクリングしたくなってきましたね。

以前は「BRIDGESTONE CYLVA F24」に乗っていました。

街乗りも70kmぐらいのロングライド?も難なくこなせるいいバイクです。

秋田に関する記事を多数執筆しているので良かったら見ていただきたいです。

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Isamu

最後まで読んでくれてありがとうございました!

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