こんにちわ,Isamu(@yusukebe029)だよ。
今回はCanon EOS 7D MarkII(Canon APS-C機)のレビュー記事だ。
私がこのカメラにした秒10コマの速射性能に加え、7D MarkIIはいいところがいっぱいあるカメラなので、撮影した写真と共にその魅力ご覧あれ。
この記事の概要
7D Mark IIの特徴を示し、撮影時のメリットについて語る(特に動体撮影)。実写レビューとして秋田で撮影した野鳥写真を公開する。
目次
Canon EOS 7D MarkII
2022年現在では生産終了となってしまった7D Mark II
生産終了になってから、店頭で見つけたときに思わず衝動買いしてしまった。
動体(野生動物、鉄道、航空機)の撮影に注力しようと考えて、AFが優秀で、35mm判換算で×1.6して焦点距離を伸ばせる7D MarkIIが気になっていた。
当時の価格で新品は¥100,000あればお釣りがもらえる値段だが、値段以上に価値あるパフォーマンスを秘めた良カメラである。
910gと堅牢性のボディ
重さ相応の大きなボディが特徴の7D Mark IIは910gもあるが、大きいボディならではの安定感と手のひらにピタッと張り付くので操作性は良い。
さらに、ボディはマグネシウム外装になる堅牢な構造となっている。
防塵防滴仕様でもある。
ゆう

小さめな手の私には少し手に余るが、大きいボディだと掴みやすく操作しやすい。

カスタマイズ性の高いAFと高連射性能
秒10コマの連射性能に加え、カスタマイズ性に富んだAF設定で撮りたいものにあわせた自分好みにできる。

「野鳥撮影 AF設定 7DMarkII」で探していると基本設定と実写レビューしている記事を見つけた。
3つのAIサーボAF特性設定項目
・被写体追従特性
・速度変化に対する追従性
・測距離乗り移り特性
3つのパラメータを設定することで被写体に食いついた際に粘るのかすぐ離れるのか、急加速するような被写体を捉えにいくのか、シーンに応じて細かくカスタマイズできる。
参考にしたリンクも載せておく。
他にもAFがどのように被写体を追従するのか、AFシステムのメリットデメリットについて言及していたり、私流の使い方!って感じでいろんな記事を見つけた。
皆さん、試行錯誤して自分にしっくりくる設定で撮影されているようだ。
7D Mark IIを使って私は野鳥を主に撮影している。
野鳥との出会いは一期一会。
すぐにAFでピントをあわせ、また時にはMFで細かくピント合わせして撮影している。
図体の大きい野鳥(猛禽類など)に対してはピント合わせはさほど苦ではない。

木や葉っぱが入り組んだところにいる小さな野鳥でもAFで粗く合わせ、その後MFで細かくピント合わせすることで対応可能だ。

それでも図体が小さい被写体を追従する際は、AFが迷ったり、捉えられない場合は時たまにある。
7D Mark IIのAFはEOS iTR AFという顔/色情報を使用したAFが可能と仕様書に記載があるが、これが予期しない動作をして、特に野鳥撮影においては恩恵を受けられない場合があるようだ。※上のリンク、ホビーズワールドスタッフブログより
下のカワセミくんの写真は置きピンしておいて、水面へのダイブ後撮影したものだ。
ピントはやや粗かったが、こんな写真も撮れたりする。

初めての表示パネル
CanonのAPS-C機フラッグシップモデルの位置づけになる7D Mark II
この位置にある表示パネルは初めて扱うので慣れるまで時間がかかった。

しかし、慣れてしまえばほとんどのカメラ設定はここで変更するだけで用足りる。
撮影中はほとんど設定画面を開かないので効率的に撮影に臨めている。
データ記録(CFカードとSDカード)
7D Mark IIに出会うまで、CF(コンパクトフラッシュ)カードなんて使ったことないし、言葉自体聞いたことなかった。

ただ使ってみるとその書き込み速度の速さに驚いた。
実力が半信半疑だったので、安価な32GB容量にしたのだが、連射した後の書き込みがもう速いのなんの。
私は一回の撮影で500枚いかないくらい写真を撮るのだが、32GBで容量は足りている。
もしもの時に128GBのSDカードも挿入している。
7D Mark IIはCFカードとSDとカードのデュアルスロットは便利だ。
別売りバッテリーグリップで長時間撮影可
中古品のバッテリー(¥8,425)とバッテリーグリップ(¥6,000)を購入して、バッテリー容量アップと縦構図での撮影に注力することも可能だ。


シャッターチャンスを逃さないため、スリープ機能は停止させているので、常にカメラの電源をオンして、撮影に備えている。
7D Mark IIではバッテリー劣化度も確認できるので、私は同じ劣化度合いのバッテリーを選定した。

非純正だったり、劣化度合いの違うバッテリーをバッテリーグリップで同時利用すると、あまり良くないためだ。
自分の今使っているバッテリーの劣化度をみて、それと同じ劣化度のバッテリーを買うといいだろう。
実写レビュー
飛びもの
撮影時は私はマニュアルモードで撮影している。
シャッタースピードを1/1000秒以上にすれば、飛んでいる野鳥が止まったような写真が撮れる。
河川敷で撮影したダイサギさんだ。

飛び出す前に予備動作をする野鳥は飛び出しが撮りやすい。
雪降る中の仁別(秋田市)で撮影したカケスくん。

留まりもの
留まりものも難なく撮影できる。
AFを1点にして、目にピントをあわせたアイキャッチをいつも心がけている。

偶然出会ったヤマセミくんの写真だ。
鹿の子模様がよく見える30mの距離で撮影できたことは幸運だった。

冬になるとオジロワシやオオワシが秋田の干潟にも渡ってくる。
凍結した湖や承水路、河川などの氷上にどっしり構える姿は惚れ惚れするぜ。

オオワシは電柱に止まる場合もある。
なんか止まっているなと双眼鏡で見てみたら、オオワシだったのでこいつもまた偶然の出会いだった。

野鳥との出会いは不意に訪れることが多い。
そんな不意をつかれてもしっかり対応できる7D Mark IIはやはり優秀機だ。
最後に
秒10コマの高速連写、カスタマイズ性の高いAF、記録メディアのデュアルスロット、バッテリーグリップで電池容量UP!!など優れた特徴の7D Mark II
生産終了となっているのが惜しいが、動体撮影(野鳥も可)において頼れる相棒になること間違い無しなので、航空機や鉄道、野生動物撮影など本格的に取り組みたいカメラマンは購入を検討してはどうだろうか。
中古市場ならお安くゲットできそうだ。
他にもカメラのレビュー記事を執筆しているので、興味ある記事はご一読願う。







Isamu
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