こんにちわ,Isamu(@yusukebe029)です。
今回は、私の一眼レフエントリーカメラのPENTAX K-S2についての記事です。
CanonやNikonの名はデジイチではよく聞きますが,PENTAXの名前はあまり聞き慣れない方も多いのではないでしょうか?
このPENTAXは独自に一眼レフ路線を貫いており、この2社に勝るとも劣らないカメラを販売しているメーカーなんです。
カメラ始めたての素人がなぜPENTAXのカメラにしたのか、どんな写真を撮ったのか、記事にしてまとめてみました。
目次
PENTAXってどんなカメラ?
PENTAX K-S2はRICOH社製の一眼レフカメラです。
CanonやNikonなどの名前を聞くことが多いと思いますが,PENTAXって聞き慣れない名前なんじゃないですか?
私はPENTAXの一眼レフを選ぶまで名前は知りませんでした。
Isamu
ではなぜ名前を知らなかったPENTAXの一眼レフにしたのか、私がPENTAX一眼レフを選んだ決め手についてPENTAXのカメラの特徴と併せて紹介していきます。
ねこ氏
エントリーモデルから防塵防滴構造を採用
アウトドアで使用するにあたってダストや水滴の侵入はカメラにとって良くないことです。
通常はハイアマチュアモデルでないと採用されない防塵防滴構造が、PENATXではエントリーモデルのカメラから採用されています。
もちろん、この記事で紹介するK-S2もちゃんと防塵防滴構造です。
ただし、いかに防滴構造といえど、加減を知らずにバンバン雨水にさらしていればカメラにとって良くないのでご注意を!
レンズの焦点距離が他メーカーとちょっと違う
PENTAXはKマウントを採用しています。
レンズの焦点距離ってのはどのメーカーもだいたい同じ焦点距離をラインナップにしている傾向があります。
・100-400mm
・300mm
などキリのいい数字が選ばれています。
ところがPENTAXのレンズの焦点距離は「お?ん?」というレンズが割とあります。
例えば、16-85mmレンズ、28-105mmレンズ、560mmとかです。
広角端で28mmとか、単焦点で半端な焦点距離はよく見るけど、望遠端で85mmってなんだよ!105mmってもうちょいいけや!って思うのは私だけでしょうか。
ボディ内手ブレ補正を標準装備
PENTAXカメラはボディ内手ブレ補正が標準で備わっています。
この手ブレ補正の有無で驚くぐらい撮影に影響が出てきます。
手持ち撮影する場合はシャッタースピードにも依りますが、写真がぶれて撮影されることがよくあります。
なので、手ブレ補正がボディ側か、レンズ側か、どちらかに搭載されているか確認したほうがいいです。
ボディにもレンズにも手ブレ補正が搭載されていない場合、ブレを抑える工夫をしないといけないです。
ブレ対策が出来ていないと撮影時のストレスも高まるので注意です。
その点、PENTAXはボディ内に手ブレ補正搭載なので、どんなレンズを使ってもブレを抑えた撮影が出来ます。
天体撮影に頼もしい味方「アストロレーサー」
天体撮影時は、星の動きにあわせてカメラを動かす赤道儀が必要になります。
PENTAXのカメラにはアストロレーサーという機能が搭載されており、長時間露光しても星の動きでブレた写真にならず、簡単に天体撮影が楽しめます。
私の友人も生粋のペンタキシアンですが、よく山に登ってキレイな星空写真を撮って見せてくれます。
レンズのラインナップ
Limitedシリーズと★(スター)レンズ
先述した焦点距離が他メーカーと差別化されていることに加えて、PENTAXのレンズにはいろんなシリーズがラインナップされています。
ユニークなだけでなく描写性能も良いレンズであることから、そのレンズを使いたいがためにPENTAXにしているという人の話も聞きます。
例えば、★(スター)レンズと呼ばれるレンズや、Limitedシリーズと呼ばれるレンズが代表格です。
特に、Limitedシリーズはマニアに好評と噂を聞きます。
スターレンズも描写性能を突き詰め、無印レンズより高性能であり、PENTAXで撮影を極めたい人は買っておいて損はないレンズです。
安価なレンズのナインナップ
スターレンズやLimitedシリーズはそれなりの価格ではありますが、無印レンズはコスパが良いです。
純正レンズで安価なのはカメラにあまりお金をかけられない、かけたくない方々にとっては朗報です。
私がお世話になったレンズで魚眼ズームレンズ10-17mmがありますが、魚眼のズームレンズとなれば他メーカーだと最低でも¥100,000弱、いえ¥100,000超えなんてザラです。
中古ではありましたが¥26,800で購入出来てとても驚いています。
PENTAX・K-S2購入
PENTAXのカメラにはユニークで好評なレンズを組み合わせて使うことができ、さらに防塵防滴構造であるため、アウトドアに向くカメラであることがよくわかっていただけたと思います。
PENTAXはNikonと同じく、寒色系の色表現が得意なカメラだと言われています。
ちなみに、Canonは暖色系の表現が得意で、ポートレートなど人物撮影などに向くらしいです。
PENTAXのカメラの中でも、私は当時エントリーモデルとして販売されていたK-S2+標準ズームレンズ18-135mmレンズのレンズキットを購入しました。
この焦点距離のレンズなら広角から望遠まで広くカバーでき、このレンズ一本でしばらく撮影を楽しめます。
撮影に慣れてきて、自分の撮りたいものが定まってきたら、それに合わせて次のレンズを買うといいです。
現在ではK-S2に替わって、K-70がエントリーモデルとして発売されています。
黒を貴重としたクールな色合いに加え、ゴツめのカメラが好きな方には良いカメラだと思います!
PENTAX K-S2で写真撮影!
K-S2を購入してから、スナップ撮影や風景撮影など、主に景色を中心に撮影してきました。
K-S2で撮影した枚数は約2,310枚です。
当時は、撮影の設定を突き詰めたりせず、モードダイヤルをちょちょっと変えて、露出調整しただけで、撮影しただけです。
カメラを使う醍醐味は、カメラの設定を突き詰めて、自分の味をだしてスマホなんかでは撮れない写真を撮ることだと思っています。
ここでは、設定を追い込んだりせず、簡単にどんな写真が撮れるのか見てください。
Isamu
場所は秋田と北海道で撮影しています。
Isamu
北海道の春|函館と北斗の桜の名所
松前藩戸切地陣屋跡の桜街道
800mにもなる長い長い桜トンネルが名所となっているお城跡地です。

望遠側で撮影してみると圧縮効果でいい感じの写真が撮れました。
五稜郭タワーとお堀の桜を撮影です。
天気は曇天だったが、桜のピンクを綺麗に表現できました。

北海道の桜はGW直前に満開となります。
北海道の桜については以下の記事で纏めています。



秋田の夏|初夏の風物詩
稲が順調に育っている田んぼで、送電線と一緒に広大な風景を撮影してみました。
どこまでも続く空を眺めていると悩んでいることなんてどうでもよくなるなぁ〜

初夏といったらあじさいですね。
被写体に近づいて撮影すれば、花びらまで綺麗に解像させることができました。

北海道の夏|真夏の花火と高原からの大パノラマ
北斗市夏まつりにおいて上磯漁港から打ち上げられた花火を三脚立てて撮影しました。

この花火撮影が私にとって初めての花火撮影となりました。
北海道に来てからカメラの設定の方法を独学で学び、色々の撮影にチャレンジしていったのもいい思い出です。

北斗市のきじひき高原から田園風景と町並みを見下ろしました。
こんな素晴らしいシーンも写真に残せるので写真ってやっぱ最高ですよね。

北海道には広大な風景を撮影できる場所がたくさんあります。
K-S2片手に様々な場所に出向き、撮影スキルもちょっとずつ向上させながら、いろんな写真を撮ってきました。

秋田の秋|秋の終わりの風景
秋田市中心部の都市公園『千秋公園』を訪れた時に撮影したイチョウ
哀愁漂う雰囲気のなか、地面に落ちたイチョウが冬が近づいていることを暗示させてくれますね。

この写真は個人的にかなりお気に入りの一枚。
K-S2のバリアングル液晶を活用して、ローアングルから撮影してみました。

引用元:http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/k-s2/feature/03.html
北海道の秋|紅葉の名所で秋の彩りを満喫
函館『見晴公園(香雪園)』の紅葉でSOFTフィルターを使って撮影しました。
秋晴れの日にSOFTフィルターのホワホワ感が増して秋の彩りを最大限に引き出すことができました。
フレアみたいなやつが発生してますが、ご勘弁を…

SOFTフィルターは私のお気に入りのフィルターの1つです。
風景撮影やスナップ撮影との相性バツグンです。

北の大自然「北海道」で風景動物撮影
海岸沿いから夜景撮影。
6月になると漁火(いさりび)が解禁されます。
津軽海峡の沖にたくさんの船が並び、明かりを灯してイカ漁が行われます。

初めて買った望遠レンズ「Sigma70-300mmレンズ」で北海道新幹線を撮影しました。
現在では、新函館北斗駅までしか新幹線が来ていませんが、将来的には札幌まで開通するそうです。
道南には北海道新幹線を撮影できるスポットも点在しているので、はやぶさのいい写真が撮れますね。

北海道新幹線の撮影スポットは以下の記事で詳しく紹介しています。

北海道は野生動物の宝庫です。
狐、鹿、たぬき、リスなどそこら中にうろうろしています。
また、牧場も多く、町営牧場で出会った牛さんを一枚パシャリ。

ヒグマのように怖い動物もいるが、野生を感じるならダントツで北海道です。
フォトコンで入賞する作品も「四季の景色+野生動物」が写った北海道の写真が多い気がします。
寝台列車北斗星が眠る広場で夜景と寝台列車を撮影です。
レンズは魚眼ズームレンズ10-17mmをつかって、歪曲させた超広角の風景を撮影してみました。

引退した寝台列車「北斗星」が眠る北斗星広場も有名です。

2019年に開催されたラグビーワールドカップ2019を観戦に行ったときに会場の臨場感をだすため魚眼レンズで撮影したものです。
試合中は夢中で観戦し、試合後の選手たちへの称賛の様子を魚眼レンズで捉えてみました。

標準レンズ、望遠レンズ、魚眼レンズといろんなレンズを使って、四季を感じる写真をたくさん撮ることが出来ました。
いつどんなシーンもカメラは写真として残せるので素晴らしいです!
K-S2で撮った写真をもっと見たい方はギャラリーを確認してください。
最後に
PENTAXカメラは一部のマニアなおじさんが持っている印象が強いですが,若者もひそかに利用者も多いです。
“ペンタおじさん”なんて死語もありますが、若者もどんどん積極的に使って、おじさんに替わるユニークなワードを流行語にノミネートされるくらい流行らせて欲しいです。
SNSを見ているとKPやK-3 Mark IIIもPENTAXユーザの間ではよく使われているようです。
カメラ購入の際に店頭でPENTAXカメラを見かけたらぜひ手にとってみて欲しいです。
そして,もし気に入ったら…?
この記事がカメラを始める方の役に立つことを願っています。
他にも、カメラに関する記事を多数執筆しているので、興味あればご覧になってください。






Isamu
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