こんにちわ,Isamuです。
カメラのレンズは、湿気のある環境に置いておくとカビが生えたりするので、後々売却を考えている際、査定に響きます。
また、カビがレンズ内に発生すると、撮影に影響が出たり、ひどい場合だとレンズ交換などの重修理の原因となります。
したがって、大事な機材を湿気から守り保管することはカメラマンによって大切になります。
今回は湿度管理を自動で行い、カメラの保管を簡単にしてくれる防湿庫について紹介します。
目次
カメラやレンズの保管
冒頭でもお話した通り、カメラ製品にとってホコリや湿気は大敵です。
私の暮らしている秋田は湿気大国といっても過言でなく、梅雨の時期や雨が続く日などは高温多湿で息苦しい日々です。
また、人だけでなく、機材も油断するとレンズにカビが生えていた…なんてことになりかねません。
カメラの保管に最適な湿度は40〜50%くらいと言われています。
私の部屋の湿度表示のある時計でひどい時だと湿度70〜90%にも高まります。
カメラ機材の保存方法は大きく二つに分かれると思います。
・防湿庫
簡単にカメラを保管したいなら,ドライボックス(1個大体¥2,000〜¥3,000くらい)に防湿剤(1パック3個入など¥400くらい)を入れて保存します。
もしくは、初期費用は高いですが、防湿庫を購入してその中で湿度管理する方法があります。
ドライボックスと防湿庫の比較
前述にて、ドライボックスと防湿庫によるカメラ機材の管理保管方法を紹介しましたが、それぞれの導入費用、ランニングコストなどについて比較します。
ドライボックスは以前に私が使用していて実績があるものを、防湿庫は本件で新しく導入した製品を使って比較します。
私はカメラ機材の保管にて、Hakubaの9.5Lドライボックス(1個¥2,040)を2個使用していました。
防湿剤はHAKUBAのカビストッパー(1パック4個入り¥440)をドライボックス1つに付きで4個使用してました。
つまり4個×ドライボックス2個の計8個の防湿剤が必要になります。
たまにドライボックスを開けて、防湿剤の具合を確かめて、防湿効果がなくなっていたら新しいのに交換するようにしています。
頻度でいうと、2〜3月くらいに一度防湿剤を入れ替えていたので、消耗品代として年間で¥5,000ほどの支出があります。
・防湿剤は消耗品なので年間で¥5,000ほど支出がある
今、防湿庫は格安で有名なHokutoのHPシリーズ48Lを購入して使っています。
1台¥19,800とやや高価ですが、防湿剤が不要なうえに自動調節機能が付いています。
ランニングコストしては毎月微々たる額の電気代が発生する程度です。
以下に割と詳しく製品詳細が記載されたサイトを示しますが、そのサイトによるとランニングコストが1日あたり¥1.2なので、1ヶ月で¥37.2/月になります。
通年で計算してもおよそ¥446です。
購入費を除けば、ドライボックスに比べて防湿庫のほうがおよそ10分の1程度の支出で済みます。
・防湿剤導入後は年間支出¥500以下で格安
HOKUTO防湿庫 HPシリーズ48L
防湿庫については種類をよく調査せず、知人からの口コミでHOKUTOの防湿庫は安くて実績があるとのことだったので、即決で購入した経緯があります。
本製品は型式にも記載のあるように容積48Lの防湿庫になります。
防湿庫で気をつけたい点は、容積(機材の収納能力に関係)、湿度管理の仕方ぐらいですね。
防湿庫の最大の特徴は湿度の自動調節機能です。
取説に従って防湿庫前面の湿度モニターパネルから湿度を設定さえすれば、後は自動で防湿庫内部を最適な湿度に保ってくれます。
また、同じく全面に防湿庫内の照明スイッチもあるので、中がくっきり見えます。
防湿庫扉はパッキン構造となっており、密閉度もなかなか高いように思われます。
説明はこのくらいで、あとは電源コードをコンセントに挿しておけば、後は防湿庫が勝手にカメラ機材を管理してくれます。
購入先と価格
HOKUTOダイレクトという直営店?のようなサイトがあったので、以下にリンクを示します。
Amozon、楽天、Yahooショッピングでもお買い求めいただけます。
価格は¥19,800一律でサイトによる価格変動はないようです(2022年8月)。
私は楽天で購入しましたが、購入も非常に丁寧で、前面扉がガラス製だったので割れないか心配でしたが、心配無用でした。
まとめ
防湿庫を導入してから、これまでのドライボックスに防湿剤を入れ替えて管理する手間が省略され、カメラ機材を簡単に管理出来るようになりました。
防湿庫は初期投資が高いのですが、長い目で見ればランニングコスト自体は格安です。
他にもカメラ機材に関する記事を書いているので、興味あればご覧になってください。
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