こんにちわ,Isamu(@yusukebe029)だよ。
この記事はCanonフルサイズミラーレス機「EOS RP」についてのレビューになる。
他のフルサイズ機についてもレビュー記事を執筆しているので、よかったら併せてご一読願う。

この記事の概要
EOS RPを購入することになった経緯とEOS RPの概要を紹介する。購入品であるマウントアダプターSPキットについて解説。EOS RPを加えた撮影システムについて紹介し、EOS RPで撮影した実写ギャラリーを紹介する。
目次
Canon EOS RP 購入経緯
Canon 7D Mark IIとの共用
7D MarkII(Canon一眼レフAPS-C機)をメイン機で使用していた経緯があり、EFマウントで統一してレンズを2機種で使いまわそうと考えたのが始まりだった。
Sony α7 IIの使用経験のある私はフルサイズ機種の魅力を理解していたので、Canonでフルサイズ機を購入したいという願望があった。
さらに、最近ではミラーレス化の動きが強い為、ミレーレスでフルサイズの機種に目をつけていた。
Canon ミラーレス一眼レフのラインナップ
Canon公式サイトよりフルサイズミラーレス機種に関する情報を収集した。
グレードごとに各機種を一覧化してみた(2021年時点)。
ハイアマチュアモデル
ミドルクラスモデル
エントリーモデル
エントリーモデルの機種はセンサーサイズがAPS-Cなので今回は対象外とします。
とりあえずカメラ初めてみっか!という人にはぴったりかもしれない。
一方で、ハイアマチュアモデルのR5やR6のような高価な機種は私の手には届かない…
RやRa(天体撮影専用機)も高価だ。
Isamu
Canonフルサイズミラーレス機はRFマウントですが、マウントアダプタを使えばEFレンズも使用可能だ。
EFマウントを中心に使っていたユーザがRFマウント機を購入して間もない頃は、EFマウントレンズを流用する傾向にあるようで、マウントアダプターは品薄の傾向にあるようだ。
マウントアダプター付属のキットでもEOS RPは購入可能なので、お得価格でEOS RP一式を手に入れることも出来る。
EOS RP購入について
マウントアダプターSPキット
私はEOS RPをキットで購入することにした。
購入品は「EOS RP GOLD RF35 MACRO IS STM マウントアダプターSPキット」
価格は¥228,000(価格ドットコム2021年7月調べ)となり、RF35mmレンズとマウントアダプターもついてこの価格だと安いほうだと思う。
EFレンズの流用を考えてるなら、マウントアダプターの同時購入も検討したい。

エクステンショングリップも付属しているので、キット1つで撮影の準備はすぐに整う。
キットの購入はなるべく安く購入したかったので、クレジット決済不可だが、2〜3万相場で安く購入できるSYデンキから購入した。
注文後、ほどなくしてEOS RPが到着した。
対応も早く、満足して機材を購入することができた。

キット購入後に買うRFレンズのすゝめ
EOS RP購入後は別途RFレンズを追加で購入していけば撮影の幅を広がるぞ。
どのメーカもこぞって開発する王道の望遠レンズ。
RFレンズでは70-200mmの焦点距離はf/4とf/2.8の2つのラインナップがある。
f/2.8(いわゆるナナニッパと呼ばれるレンズ)は高価でレンズも大きくなるので、アマチュアや初心者はf/4でも十分満足できる望遠レンズかと思うぞ。
かなりワイドに望遠域をカバーできるレンズだ。
値段は30万円台と購入を躊躇する価格だが、これ1本買ってしまえばもう望遠レンズの購入は不要だろう。
野生動物撮影や鉄道撮影、航空機やレーシングカー、スポーツしている人の撮影など遠くから撮影するときにこのレンズは活躍間違いなしだ
EOS RPについて
基本性能
センサーサイズがフルサイズであることは勿論、軽量なボディは手軽に持ち運べるミラーレス機として一線を画している。
・連続撮影速度 5コマ/秒
・バリアングル3.0型液晶モニタ
・ISO100-40,000
・485gボディ
Canonフルサイズ機種の中では安価なグレード
EOS RPボディ本体の価格は¥104,516(価格ドットコム2021年7月調べ)です。
EOS R ¥185,800
EOS R5 ¥438,000
EOS R6 ¥296,342
数あるCanonフルサイズミラーレス機の中でもダントツ安い。
EOS RPの次に高価なEOS Rと比べても44%も安いのだ。
小型軽量なコンパクトボディ
APS-Cサイズの一眼レフカメラ使用歴が長い私はEOS RPを持った瞬間、軽すぎてびっくりした。
Canon 7D MarkII:約910g
EOS RPの重量は約485gなので、現在私がメインで使っている7D MarkIIの重量と比べ、47%減なのだ。
また、一眼レフのように厚みのあるボディではないので持ち運びもしやすい。
ボディ内手ブレ補正非搭載が残念
R5やR6はボディ内に強力な手ブレ補正が搭載されていますが、EOS RPはボディ内手ブレ補正が非搭載だ。
将来的にRF600mmやRF800mmを使用を検討されている人はR5かR6を購入しよう。
この二本のレンズ(RF600mmとRF800mm)はf/11と暗いレンズですが、R5やR6の強力な手ブレ補正と組み合わせて、進化を発揮するレンズらしい。
レンズ側に手ブレ補正を搭載したものと組み合わせるとEOS RPは真価を発揮する設計となっています。
なのでレンズ選びの際には自分が使いたいレンズが手ブレ補正搭載かどうか必ず確認だ。
もし使いたいレンズに手ブレ補正非搭載なら、EOS RPは購入検討機種から外したほうが懸命だ。
必要なものだけ凝縮した洗練された設計
ファインダー部(目で直接覗き込む部分)を低く抑えて、全高を抑えた設計となっているEOS RP
コンパクトなボディ故に、カメラを持つと小指が余ってしまうこともあるようで、別売りの「エクステンショングリップ EG-E1」でボディのつかみやすさをアップさせよう。
・がっしりボディを握りたい人
・望遠レンズを装着して撮影する人
はエクステンショングリップを購入するとストレスなく撮影できそうだ。
心配しなくてもマウントアダプターSPキットにはエクステンショングリップ同梱なので安心だ。
特に、望遠レンズユーザはレンズが頭でっかちになってバランスが悪くなるのを解消する働きもある。
安定した撮影を望む人は併せて購入するといいだろう。
全高を低く、厚みをなくした小型軽量ボディは気軽に持って運べる良設計のカメラだぞ。
バリアングルモニターで撮影の幅が広がる
液晶モニターが固定式やチルド式に比べて、モニタ位置を自在に調整できるバリアングルモニターは撮影で重宝する。
カメラを掲げての高い位置からの撮影や、低い位置からのローアングル撮影においてバリアングルモニタは構図を整えて撮影する際に役立つ。
レンズを自分に向け、バリアングルモニターで自分を確認しながら自撮りも可能だ。
自由度の高い撮影にはバリアングルモニターを必須といえる。
参考リンク