こんにちわ,Isamu(@yusukebe029)だよ。
7D Mark IIとEOS RPで二刀流撮影していたが、秋田の天候での野鳥撮影を快適にする為、Sony α7R IIIを購入した。
今回はα7R III購入の経緯と、α7R III特徴、実写など掲載する。
この記事の概要
私の当時の撮影システムとα7R III購入に至った経緯を紹介する。α7R IIIの特徴と、α7R III+FE200-600mmGレンズで撮影した野鳥写真と紹介する。
目次
α7R III購入の経緯
秋田の過酷な環境
秋田は四季を通じて、春夏秋冬をはっきり感じることが出来る素晴らしい場所だ。
草生津川の春

小坂町インクラインで夜桜

河辺の奥渓流「舟作」の夏

岩見ダムの秋

仁別旭川治水ダム堤頂の霧中

二ツ井米代川沿いの冬

四季をはっきり感じられるメリットとは裏腹に、天候が変わりやすい・曇天が多いなど環境面でいえば不安定なところもある。
お日様が出ていない中での撮影や、冬の吹雪、日が昇りきっていない夜明けなどISO感度が上がらざるをえない状況に出くわすことが多い。
撮影した写真を振り返る度に、ISO感度が上がったザラつく写真を見ては、ため息をつくこともあった。
Sony αRシリーズ・α7R III
Rシリーズは高画素機の認識があり、価格も高価ではあるが、値段に見合ったパフォーマンスを提供するSony最強のカメラだ。
調べてみると、厳しい環境で使用する際に撮影をアシストしてくれる性能を豊富に持っていた。
広いダイナミックレンジ
ダイナミックレンジが広いと、日の出や夜景など明暗の差が激しいシーンでも綺麗な撮影が可能だ。
日の出が遅く、日の入りが早い「秋田の冬」でも時間ギリギリ、いや最悪、夜明け前や、逆に日没後でもバリバリ仕事してくれそうだぞ。
Isamu
暗いシーンでも正確なAF
低輝度時(暗い時)でもAFが迷わなくなった。
この低輝度時のAF速度は前機種「α7R II」比較で2倍程度に向上したというから驚きだ。
高まるオートフォーカス性能
動体追従性能や瞳AFの正確性など、オートフォーカス性能が全体的に向上している。
素早い野生動物などにピントをあわせる際に心強い高性能を有している。
高容量バッテリー採用
α7R IIIとα7R IVはリチャージャブルバッテリーパックNP-FZ100を採用している。
前機種(α7R II)と比較して、バッテリー容量を約2倍まで高めることに成功している。
長時間の撮影でも心強く、もし、バッテリー切れになってもUSB給電により充電が可能だ。
秒10コマの高速連写性能
Canon EOS 7D Mark IIと同じ、秒10コマの高速連射性能を有する。
1秒あたりの連射枚数が多いことで 野生動物などの貴重なシャッターチャンスを逃さず捉えることが出来る。
機材整理
α7R IIIを購入してしまうと、カメラが4台になってしまう。
そんなにいらん。
・Canon EOS RP
・RICOH GRIII
・Sony α7R III ←NEW!!
実は今の撮影システムはα7 IIを手放して、Canon機で統一しようとしてEOS RPと7D MarkIIの組み合わせに落ち着いたところだった。
GRIIIはスナップ係。
EFマウントでマウントの統一を図ったが、やはりメーカーにとらわれずに自分の使い方にあった機材準備をしたほうが自分のカメラライフを充実させてくれるだろう。
私にとってはα7R IIIが秋田の過酷な環境で撮影するのにベストと判断したのが大きかった。
また、EOS RPではRFマウントレンズの「RF600mm f/11」と「RF800mm f/11」を使うには厳しいという現実を知ってしまった理由もある。
手ブレ補正が非搭載のEOS RPでは低コスト超望遠単焦点レンズは夢物語だった。
私のα7R III使い方と撮影写真
外観と使用について
α7 IIを過去に使っていた私のお気に入りだったオレンジリングは後継機にも引き継がれているようだ。
このオレンジの色合いがたまんねぇぜ。

α7R IIIは有効画素数が約4,240万画素のフルサイズミラーレス機だ。
チルト式モニタ採用で、ローアングル・ハイアングルでの撮影時は重宝する構造だ。

シャッター半押AFは切り、親指AFでピント合わせを行っている。
ミラーレスは液晶モニタに撮影の仕上がりが表示されるので、ムダ撮りする確率が減るから助かる。
野鳥撮影がメインの私はマニュアルモードを多用している。
ときにはISO感度を捨て、F値を犠牲にし、シャッタースピードを優先的に変化させ、野鳥たちの止まって姿や飛び立つ姿、飛行シーンを撮影している。

記録メディアはデュアルスロット仕様となっている。
設定すれば、RAW保存先とJPEG保存先を別々にできるとのこと。

インターフェースも豊富に用意されている。
HDMI、マイク端子、マイクロUSB、USBタイプCなど、何でも接続可だ。

本体重量は約657gで超望遠ズームレンズFE200-600mm gレンズをつけても歩きながらの撮影は全然苦ではない。
コンパクトなボディだからFE200-600mmに付けるとボディが完全に浮いてしまっている。
Isamu

野鳥実写ギャラリー
α7R IIIとFE200-600mm gレンズを使って色んな場所で、出会った野鳥を撮影してみた。
都市公園のカワラヒワくん。
撮影距離は10m以内、じっと立っていたら近くに降り立ってくれた。

いつもの御池のカワセミくん。
撮影距離は20m強で背景をボカすことができた。

シャッタースピードを上げれば飛びもの撮影も楽勝。
1/1250秒程度に設定すれば羽ばたきが止まって見えるぜ。

同じく距離20m強の位置から街灯に止まったセグロセキレイくんを撮影。

渓流沿いで飛び立ったダイサギさんを撮影。
こちらもシャッタースピードを1/1250秒程度に設定して、飛翔姿を捉えてみた。

電線に留まるヤマセミさん。
早朝での撮影だったが、特に苦労なく撮影に臨めた。

よく見ると川岸に生えた木にカワガラスくんが留まっていた。
木のてっぺんや飛び出したものに留まる傾向がある野鳥はとっても良いシャッターチャンスだ。

老朽化した建物に止まっていたチュウヒくん。
距離にして40m以上離れていたが、FE200-600mmのテレ端600mmなら野鳥をしっかり捉えられる。

雪降る渓流でカラフルな野鳥を見つけた。
カケスくんは単独、あるいは複数羽で行動していて、白の背景によく映えていた。

冬シーズンは派手な色の野鳥が目立つ。
ベニマシコくんの紅色の毛並みも超キレイだ。

最後に
「これで私の撮影システムは完成だ!」ともう何回言ったことやら…
俗に言う機材沼にハマってしまって動けないのかもしれない。
いかん。いかん。
理想ばかり高くなって、本来の撮影を楽しむ気持ちが失われつつある。
カメラなんて自分の好きに撮れれば何でもいいが、できるならお金をかけていい機材で撮影するのも良かろう。
他にもカメラやレンズについてのレビュー記事を執筆したので、興味あればご一読願う。









Isamu
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