こんにちわ,Isamu(@yusukebe029)です。
望遠レンズは野生動物,鉄道,航空機の撮影など広く活躍が期待できるレンズです。
望遠レンズデビューを狙う人はサードパーティ製のTAMRONレンズなんかどうでしょうか。
この記事では、望遠レンズの概要、TAMRONレンズの選定、実写レビューについて紹介します。
目次
望遠レンズについて
製品ラインナップ
レンズ望遠端(テレ端)の焦点距離が長い200mm、300mm、400mmなどのレンズを指すことが多いです。
ズームレンズもあれば、単焦点レンズもあり、その種類はメーカによって様々です。
王道の焦点距離としては70-200mmや100-400mmが有名です。
TAMRON(サードパーティ製)からSonyに向けに150-500mmの焦点距離を持つレンズも登場しています。
各メーカが、こぞって開発にしのぎを削る70-200mmレンズはほとんどのメーカで発売されています。
サードパーティ製レンズの検討
先程、TAMRONという名前が出ましたが、Sigmaと同じく、サードパーティ製レンズに位置づけられ、純正より安く、良好な撮影性能が手に入ることで一目置かれています。
例えば、70-200mm f/2.8レンズだと、TAMRONから¥192,500で、Canonから¥330,000でそれぞれ販売されています。
その差はおよそ¥100,000と純正を買うより安く買えるのがサードパーティ製のメリットの一つです。
それでも70-200mm f/2.8レンズ(いわゆるナナニッパ)でさえ¥200,000するレンズなので購入には覚悟が必要ですよね。
今回、私は野鳥など動物撮影をするためのレンズを購入しようと思うので、ナナニッパより焦点距離の長いレンズが欲しいです。
では、野鳥撮影においてはどんな焦点距離のレンズが良いのか調べてみました。
野鳥の撮影に向く望遠レンズ
野鳥界隈は焦点距離600mmが標準レンズという沼深い世界です。
カワセミなど人気の野鳥を撮りたいがため、高額のレンズ沼に落ちていく人も珍しくないです。
Isamu
焦点距離600mmをカバー出来るレンズは超望遠ズームレンズや、大砲レンズと呼ばれる超望遠単焦点レンズなどは目玉が飛び出るほど高価です。
私もSigma 150-600mm sportsの使用経験がありますが、購入には¥180,000弱(中古)で支払って手に入れています。
他にもSonyの超望遠レンズのFE200-600mm gレンズを持っているが、中古でもやはり¥200,000ほどは覚悟しないといけないです。
ここでおすすめしたいのは鳥見初心者なら先ずは400mmや500mmのテレ端をカバーできるレンズから始めることです。
先に紹介したサードパーティー製レンズの中から、野鳥の撮影において十分な焦点距離のレンズをピックアップしてみました。
次に、実際に私が野鳥撮影を始めるにあたってエントリーレンズの位置づけで購入したレンズを紹介します。
TAMRONレンズと評判
TAMRONの最新情報は公式よりゲットできます。
もっと詳細にTAMRONを知りたい方はこちらのサイトをご覧になってください。
豊富なカメラマウント
TAMRONの主力ラインナップとして
Nikon Fマウントレンズ(APS-C・フルサイズ一眼レフ用)
Canon EFマウントレンズ(APS-C・フルサイズ一眼レフ用)
を販売しています。
メジャーなカメラメーカーのレンズをカバーし、このメーカを使用しているユーザーにとっては心強いです。
サードパーティー製レンズの評判
以前は,サードパーティ製レンズは純正レンズが高くて手の出ない人が買うレンズといった印象が強かったですが,最近ではプロやハイアマチュアの人たちにも愛用されているようです。
おすすめレンズ群、写真家おすすめのレンズについてレビューを見つけたので、リンクを張っておきますね。
Isamu
個人的にはTAMRONレンズは見た目がシンプルなので好みです。
あとは限定フォトコンテストなども開催されているので、TAMRONレンズで撮った写真をみんなに見てもらえる機会も増えます。
例えば、TAMRONのレンズで撮った鉄道写真を応募する「タムロン鉄道風景フォトコンテスト」などがあります。
私がTAMRON 100-400mmに決めた理由(わけ)
汎用性を重視
最初はそこまでどっぷり野鳥に浸かっているわけでなく、他にもいろんな写真を撮ってみようと考えていました。
鉄道や航空機,野鳥以外の野生動物なども撮ってみたいという願望もあり、汎用性の高いレンズを探しました。
Isamu
100-400mmレンズは150-600mmレンズよりレンズ重量が軽く,手持ちで動き回っても疲れない!ことが購入時の決定打となりました。
以下はレンズ重量の参考です。
150-600mmレンズ:2,010g
所有レンズとの組み合わせ
所有レンズと同じ焦点距離のレンズは避けたかったのも理由の1つです。
当時,標準ズームレンズ(〜70mmまで)と単焦点(35mm)を所有していた私は、焦点距離が100mmを超え、400mmまでカバーできる望遠レンズが無かったので、手持ちに加えておきたいとも思っていました。
必要に応じてテレコンで焦点距離を延長可能
テレコン(別売り)を使えば焦点距離を×1.4あるいは×2.0にできます。
70-200mm,100-400mm,150-600mmは別売りの「Tele Converter」対応レンズです。
もう少し望遠側の焦点距離が…といったときにレンズを買わずともテレコンを使うことで解決できます。
TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD 実写レビュー
CanonのAPS-C機「EOS 7D MarkII」との組み合わせ使うことが多いです。
APS-C機なので,35mm判換算で[160-640mm]相当の焦点距離をカバーできます。
※Canonは×1.6すると35mm判に換算可能
北海道の自然風景
焦点距離が長いので、広大な風景という訳にはいきませんが、風景写真も撮影できます。
津軽海峡に昇る朝日を捉えてみました。

望遠レンズなら圧縮効果を生かした撮影も可能です。
北海道森町で撮影した冬の渓谷風景です。

京極町でおいしい水を撮ってきました。
雪が待った瞬間を捉えてみました。

野生動物の撮影 in 北海道
私の思惑通り、野生動物の撮影においてもTAMROM100-400mmレンズは威力を発揮してくれました。
被写体までの距離が近ければ、羽までしっかり解像してくれます。

野生動物撮影では、テレ端(400mm)で撮影することがほとんどです。
250mm後半から400mmまでの焦点距離で野鳥の撮影はガンガンイケます。
香雪園で出会ったミヤマカケスくん。

公園内にはエゾリスも動き回っていました。
素早い動きでもシャッタースピードを上げて、難なく撮影できます。

北の大地で強く生き抜くクロネコちゃん。

秋田で自然風景と野鳥撮影
50m以上離れた位置からの撮影は奥行きを生かした写真が撮れます。
草生津川の桜並木で一枚。

冬鳥のつぐみが4月になってもまだ秋田に留まってくれていました。
黄昏れていた瞬間を撮ってみました。

雄物川河口に行ったらジョウビタキくんに出会えました。
枝の中をすばしっこく動き回っていましたが、なんとかピントを合わせて撮影。

御池の真ん中に立っていたアオサギくん。

木の根っこの上で黄昏れていたムクドリくん。

おとぼけ顔のネコちゃん。

夏になったら山奥の渓流を訪問しました。
朝は川に霧が立ち上っており、幻想チックな風景でした。

真夏の避暑地的スポット「伏伸の滝」まで行ってきました。
轟音を響かせて、勢いよく滝が流れていて見ていてサイコーっした!

森林の中を流れる川で木漏れ日がシャーってなっているところを目撃できました。
撮影場所はやや暗かったですが、露光を調整して明暗をはっきり撮影できました。

ロックバランシングやってみました。
焦点距離が長いレンズだと背景をぼかした写真も撮れます。

あの大人気のカワセミも撮影してみました。
留まりものカワセミくん。

飛びものもシャッタースピードを1/1000秒くらいにしたら止まってくれたぜ。

藪の中でじっとしているカワセミくん。

米どころ秋田の稲。
朝の露で濡れた稲を撮影してみました。

木を突くヤマガラくん。
葉っぱでピントを合わせにくかったが、やっとのことで撮影できました。

冬が近づくと山は霧に包まれていきます。
ダム堤頂を撮影してみました。

最後に
今回は、レンズ選びにおける望遠レンズの基本と、TAMRONの望遠レンズ100-400mm、さらには北海道と秋田で撮影した実写でレビューしてみました。
サードパーティ製の強みであるリーズナブルな価格に加え,純粋にも勝るとも劣らない撮影性能をこの記事で少しでも感じてもらたら幸いです。
他にもレビュー記事を執筆しているので、興味あればご覧になって下さい。







Isamu
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