Sony FE 70-200mm F4 G OSS (SEL70200G)望遠ズームレンズ実写レビュー

こんにちわ,Isamu(@yusukebe029)です。

Sonyの望遠レンズ FE70-200mm f4のレビュー記事になります。

このレンズは、フルサイズカメラα7IIと組わせて使っていました。

風景、野生動物、植物など多用な被写体撮影で活躍間違いない当レンズのレビューをこの記事でします。

SEL70200G (FE70-200mm F4 G OSS)

ワンクラス上の写真を求めるにあたって、SonyユーザならGレンズの導入がそれに叶える近道でしょう。

Gレンズとは
Sony独自設計によりあらゆる技術が凝縮して詰め込まれた高性能レンズに与えられる称号のような呼び名。カールツァイスのレンズを双璧を成すSony主力のラインナップレンズ。

ズームリングを回してもレンズ全長が変わらないインナーフォーカス方式を採用しているため、小型なフルサイズミラーレスのα7シリーズに装着しても、身軽に振り回せます。

特徴としては、

・F4通し

・最短撮影距離 1m(AF・MF両方)

・レンズ内手ブレ補正機能

があり、望遠ズームレンズとしては癖のない使いやすさがこのレンズのいいところです。

F4通しの明るいレンズ

ズームレンズにおいて、開放F値が固定のレンズは撮影時に心強いです。

普通は望遠端になるとF値が1段以上下がり、ミスショットを生みやすくなります。

ISO感度が気づかずに上がっていたり、シャッタースピードが遅くなっていたなどが例です。

F値固定で4と小さければ良い作品が撮れる確率が上がります。

さらに、F値4と比較的明るいため、背景のぼかしにも期待ができます。

マクロ的な使い方

最短撮影距離が1mなので、被写体にかなり近づいて撮影できます。

加えて、F4通しなので、背景をぼかして被写体を強調した撮影が可能となり、マクロ的な撮影も出来そうです。

レンズ内手ブレ補正

レンズに手ブレ補正機能が備わっているので、撮影時のブレも抑制できて、これもまたミスショットの確率を減らすことが出来ます。

これらの特徴より、FE70-200mm F4 Gレンズは優れた描写性能と手ブレ補正技術により、カメラマンが良い写真を撮るために最大限貢献可能なレンズとも言えるのです。

Isamu

これこそがGレンズと呼ばれる所以なのでしょうな。

購入経緯

私はSonyフルサイズミラーレス α7 IIを使用していました。

α7 IIはレンズキット(標準レンズ28-70mm)で購入したものです。

Sony α7ⅱキットレンズ(ILCE-7M2K)購入!初めてのフルサイズ機種

レンズキット同梱の28-70mmレンズでスナップから風景までオールラウンドに撮影できてました。

さらに風景撮影を楽しもうと思い、Sigmaの魚眼レンズを購入してユニークな風景写真を撮影していたりしてました。

魚眼レンズからの景色α7II|LA−EA3|Sigma 15mm f/2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE魚眼レンズの実写レビュー

広角側のレンズを拡充し、望遠側が少し物足りないと思っていたので、望遠撮影ができるレンズが欲しいと思っていました。

Isamu

特に撮りたいものは決まっていないのですが、野生動物や新幹線、飛行機など撮ってみたいなぁ…

ちょうど冬のボーナスが入った頃で、強気な買い物をしたと後になって自分でも驚きました。

28-70mmだと望遠端70mまでカバーできるので、それより長い焦点距離のレンズであることと、ちょっと背伸びしてGレンズが欲しいなぁと思っていたのが、購入に繋がりました。

FE70-200mm F4 G OSS 実写レビュー

ポートレート&スナップショット

ポートレートでも十分このレンズは活躍してくれます。

両人がカメラを持って、向き合う形で撮影合戦しました。

2020.2.11

流石、F4通しのレンズです。

背景がよくボケていい写真が撮れますね。

望遠ズームレンズに区分されますが、スナップショットでも使い勝手が良いです。

木の間に挟まっていたレゴロボット君を一枚。

現像時にモノクロ処理すれば、クールな印象の1枚に仕上がりました。

2020.3.28

薪が燃えたぎるストーブを撮影してみました。

2020.2.11

春、命の芽吹きの時期に見つけたふきのとうを捉えました。

Isamu

秋田でふきのとうは”ばっけ”っていうんだや。
2020.3.28

花は詳しくないですが、おそらくアズマイチゲと断定します。

花図鑑とにらめっこしながら特定してみました。

3から5月に咲く白いお花です。

2020.3.28

風景と野生動物の撮影

白銀の香雪園にて、流れる水路を撮影してみました。

陰っている暗い場所でしたが、ISO100で撮影できて綺麗に撮影できたと思います。

2020.2.11

香雪園は別名、見晴公園とも言い、園内には見学可能な庭園があります。

庭園の様子も一枚撮ってみました。

池は凍ってて、これもまた雪に閉ざされていましたがね。

2020.3.7

春になり、松前藩戸切地陣屋跡で撮影した800m桜街道です。

レタッチでソフト目に仕上げたので、奥行きや雰囲気にかなり気を配って仕上げました。

2020.5.3

春になって桜が芽吹く時期にも70-200mmレンズが活躍してくれました。

クロップ有りですが、ここまで寄った写真が撮れてしまいます。

2020.3.28

4月下旬になると、桜のつぼみから花が吹き出してきて、北海道にも春がやってきました。

その様子も鮮明に捉えることができます。

2020.4.29

雨に濡れて、透明度が増した桜を撮影しました。

悪天候の日でも最高のパフォーマンスを提供してくれる最高のレンズです。

2020.4.29

野鳥撮影においてもFE70-200mmレンズは非常に優秀です。

特に、近距離撮影においての解像については100点満点の評価です。

木を一生懸命突いていたコゲラさんです。

2020.2.11

後ろとケツの写真しか撮れなかったので、断定に苦労しましたが、この子はヒガラさんですね。

撮影距離が近かったので、羽までくっきり解像してくれています。

2020.3.28
2020.3.28

いいところばかりではないです。

F値が4固定だからといって、撮影設定の見直しを怠るとブレブレのやばい写真も撮れちゃいます。

2020.3.7

次は撮影場所は暗かったですが、レンズの性能で強引にゴリ押した一枚だ。

生だと暗い印象だったが、なんとかレタッチで一命を取り留めました。

2020.3.28

これがこのレンズの高性能の証明写真。

極限解像度でのコガモ撮影だ。

水滴の鮮明さ、羽の解像具合、どれをとってもベストショットな一枚となりました。

2020.3.28

ややシャッタースピードが遅かったですかね。

羽はやや解像しているものの、水が留まってくれなかったのでもう少し速くする必要がありましたね。

2020.3.28

地面で黄昏れていたマヒワさんです。

背景がボケすぎるので、逆に被写体を鮮明に捉えるのが難しですね。

2020.5.1

新幹線や航空機の写真は撮れませんでしたが、おそらくそっちの撮影においても最高のパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。

撮影場所

撮影場所は函館市の旧岩崎邸庭園「香雪園」と、北斗市の松前藩戸切地陣屋跡でした。

この2場所については別途記事にしているので、興味あればご一読下さい。

函館市旧岩船氏庭園・香雪園で感じる四季の美しさと野生動物たち陣屋北斗市野崎・松前藩戸切地陣屋跡の800m桜街道

最後に

私がFE70-200mm F4 Gレンズを購入した経緯と、このレンスがどれだけすごいか解説しました。

さらに、FE70-200mmレンズで撮影したスナップ、風景、野生動物写真を公開しました。

まだまだ使いこなせていないところがありますが、このレンズを使いこなせば最高の写真を量産できること間違いなしです。

他にもカメラのボディやレンズについてレビュー記事を執筆しているので、興味あれば見てください。

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Isamu

最後まで読んでくれてありがとうございました!

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