こんにちわ,Isamu(@yusukebe029)です。
遠くにいるモノを観察する時、「双眼鏡」を持っていると役立ちます。
いちいち重いカメラのファインダーを覗き込んで遠くのモノを確認しなくても素早く確認できます。
この記事では、Nikon双眼鏡(Sportstar EX 10x25D CF)について購入までの選定と、開封後のファーストインプレッションについて書きます。
目次
双眼鏡の役割

野鳥の発見率向上
探鳥する上で大切なのは野鳥を追いかけないことです。
私達の前に自然に現れてくれた鳥を眺めるぐらいが野鳥にストレスをかけずに済みます。
野鳥に近づきすぎないことも探鳥では重要ですが、そうなると遠くにいる野鳥を離れた位置から観察する必要があります。
そんなときに双眼鏡が役に立ちます。
双眼鏡をうまく使いこなせれば、観測できる野鳥の数・種類は飛躍的に増加します。
警戒心の強い野鳥でも遠くから観察可能
双眼鏡を使えば、遠くから警戒心の強い野鳥を観察することができます。
野鳥が近くにいるのを知らずに存在感丸出しで歩いて「気づいたら野鳥が飛び立った後だった…」なんてことはあるあるですよね。
でも、遠くから双眼鏡を使ってまず野鳥がどこにいるか把握し、それから慎重に行動すれば、警戒心の強い野鳥もじっくり観察できます。
双眼鏡の選定
双眼鏡を持っていない私はまず双眼鏡を選ぶ上で何を重要視すればいいか調べてみました。
結論からいうと、倍率、対物レンズ、アイレリーフを重視して選定すればいいことが分かりました。
選定ポイント① 倍率
双眼鏡をのぞいたとき,対象物がどれくらい大きく写るかその程度を表したのが倍率になります。
例えば,倍率が10倍なら100m手前から対象物を観察したとき,裸眼で10m手前に立って対象物を見たときと同じ様に見えます。
バードウォッチングにおすすめの倍率は8〜12倍だそうです。
8倍は汎用性が高い一方で、10から12倍の倍率は海や湖沼などの広い場所で観察する機会が多い方に向いています。
ちなみにNikon SportstarEX 10x25D CFの倍率は10倍です。
選定ポイント② 対物レンズ
対物レンズの径が大きいほど光を多く取り込め、そのぶん解像度も高くなります。
径は「20〜50」の範囲でラインナップされており、この径が大きくなるほど双眼鏡のサイズは大きくなります。
バードウォッチングは日の出以降の明るい時間帯に行うことが多いので、対物レンズ径がそんなに大きくなくても大丈夫です。
Nikon SportstarEX 10x25D CFは対物レンズ径が25です。
選定ポイント③ アイレリーフ
メガネの有無でアイレリーフの選定には注意が必要になります。
アイレリーフとは双眼鏡をのぞいたときに視野全体が見える目の位置とレンズの間の距離のことです。
メガネをかけている人だとアイレリーフは14〜15mmくらいを推奨しています。
Sportstar EXはアイレリーフが10mmでメガネをかけた状態でグッとレンズに寄らないといけないですが、特に野鳥観察する上で支障はないです。
また、Sportstar EXは眼鏡の有無でアイレリーフの調整が可能です。
「眼鏡なし」の矢印の方向(円周方向)に回すと、左の「眼鏡あり」にようにアイレリーフの調整ができます。

実際に双眼鏡を覗き込んで「ピント調整」の矢印方向に動かして、ピント合わせをすれば見たいモノがはっきり見えるでしょう。
その他双眼鏡購入で見るべきポイント
他にも双眼鏡を選定する上で以下に記載した仕様も気になるところです。
・耐衝撃性
・防水性
・実視野
・レンズコート
・瞳径
まずは「倍率」「対物レンズ」「アイレリーフ」をみて自分にあった双眼鏡を何個か見繕って、その後に上の項目をみて、双眼鏡を絞り込めればいいかと思います。
双眼鏡の選定で参考にしたサイトは以下の通りです。
Nikon Sportstar EX 10x25D CF

購入価格
Nikon SportstarEX 10x25DCF購入価格は¥9,945(’21年7月時点Amazon調べ)でした。
双眼鏡は¥1,000台の安いものから¥30,000を超える高価なものまであります。
ピンからキリまで双眼鏡のグレードがありますが、できれば¥10,000台の双眼鏡を購入したほうがいいです。
私が使った感じ、安物の双眼に比べて見えやすさが全然違います。
Isamu
ストラップとケースが付属

双眼鏡を使わないときは首から下げておくことができるストラップが付属しています。
また、専用のケースも付いてくるので、持ち運び時や保管時にも重宝します。
使用レビュー
私はカメラバックのサイドポケットに双眼鏡を裸で入れておいて、車から遠くのいる野鳥を確認するときに使っています。
わざわざカメラのファインダーを覗き込まなくても、遠くにいる鳥をはっきり確認できます。
小ぶりな双眼鏡は手の届くところに置いておき、そばやく構えて目標物を確認できます。
私はアイレリーフはメガネをかけた状態でみることから勝手に回転してメガネ無しの仕様にならないようにマスキングテープで止めてしまっています。
鳥だけじゃなく、小さな野生動物や遠くにあるものを観察する際に、大変重宝しています。
最後に
野鳥撮影の際は、カメラだけでなく双眼鏡も持って現地に行くと探鳥をより楽しむことができます。
車で長い距離を移動する際もポイントポイントで使える探鳥の神器といっても過言ではありません。
自分にあった双眼鏡を選定して、探鳥を楽しみましょう!
他にも、カメラ機材についてレビュー記事を書いていますので、興味あればご覧になってください。






Isamu
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