仁賀保高原・元滝伏流水・鳥海山巡り

こんにちわ,Isamuです。

夏至が過ぎましたが、酷暑が続き厳しい夏を感じています。

日の出の時刻が遅くなって朝景が撮りやすくなった一方で、野生動物の出が悪く、撮りたいものが撮れない日が続いていました。

今回は気分転換も含め、秋田市を南下して鳥海山を目指してみました。

仁賀保高原

秋田市から鳥海山に向かう途中に仁賀保高原があります。

仁賀保高原で朝景を撮影するため、朝3時に起床し、仁賀保高原の位置するにかほ市を目指しました。

日の出は4時30分頃でしたが、初ルートだったこともあり、道をちょっと間違ってしまい日の出前に仁賀保高原へ到着できませんでした。

しかし、仁賀保高原へ登る前に、田園からの朝焼けがきれいだったので、麓での撮影に切り替えました。

稲の成長も順調なようで、大地が緑で染まっていました。

私はこの時間帯の日の光は優しく、空がグラデーションがかっていてとても美しいです。

仁賀保高原には発電用風車が立ち並んでおり、遠くからでもはっきりその姿を捉えました。

仁賀保高原からは鳥海山も見えます。

仁賀保高原には土田牧場があります。

食事や買い物ができて、ヨーグルトやソーセージ、チーズなどを購入できます。

今回は開店時間前の誰もいない”朝”の訪問だったので、次の訪問では土田牧場もぜひお尋ねしたいです。

Isamu

なんでも日本海に沈む夕日がきれいなのだとか

仁賀保高原に立ち並ぶ風車です。

結構な数の発電用風車がありますね。

今回の撮影場所は、仁賀保高原展望台 ひばり荘、です。

他にも、仁賀保高原には展望台がいくつもあり、様々な角度からこのような広大な風景が楽しめると思います。

仁賀保高原までは、舗装された片側一車線の道路を通っていきます。アップダウンは激しいですが、仁賀保高原までは決してハードな道のりではないです。

元滝伏流水

鳥海ブルーラインの麓に元滝伏流水と呼ばれる滝のように湧き出る水流があります。

鳥海ブルーラインを通って鳥海山頂きを目指す前に、ちょっと寄り道されてもいいかもしれません。

R131から鳥海ブルーラインに沿って車を進めると、元滝伏流水の案内看板があるので、そちらにハンドルを切ります。

象潟病院の奥に駐車場がありますので、そこに車を停めて700mほど歩いて元滝伏流水を目指します。

元滝伏流水といえば、こんな写真が調べれば出てくるんじゃありませんか?

川霧が発生していて、うまく撮れなかったです。

皆さんこの湧水に目が行きがちですが、道中も素晴らしい景観です!

道中も含めて、元滝伏流水と一緒に楽しむと良いでしょう〜

導水路が遊歩道の脇にあり、時間は日が昇った7時過ぎでしたが、こんな感じにやや暗い森の中を歩いて行きます。

導水路には、いくつもの小さな川・湧き水が合流していました。

木漏れ日がこんな感じで差し込んでいました。

さらに進んでいきますと、川霧が立ち込める川が現れました。

このモヤモヤっとした感じを写真で表現するのは私には難しかったですが、

なんか山奥の神秘的な場所に来た感じがしていて、ナイスネイチャースポットでした。

だいたい感覚で中間くらいまでくると、視界がひらけて来て、先程紹介した川が現れ、日のあたりもいい場所となっています。

川のほうはこんな感じですね。

元滝伏流水まであと少しというところで、少しだけ道が険しくなります。

砂利道が1本続いているだけなので、迷子になる心配はないですが、足元の木の根を回避しながら、ややアップダウンなダートが続きます。

先客もいたので、全体写真の撮影は控えましたが、観光客や写真撮影目的の方が多いようです。

元滝伏流水は、およそ10万年前に流れ出た溶岩流によって形成されて、その末端部が元滝伏流水にあたるそうです。

鳥海山に染み込んだ雨や雪解け水が湧水となって流れ出ています。

元滝伏流水の代表写真だけ見ていた私は勝手なイメージで、広場みないに開けていて奥の岩から流れ出る場所、と想像してましたが、実際は川のような場所で川の脇の岩から水が流れ出ている状態です。

川霧に阻まれて、思うような写真が撮れませんでした。

リベンジあるかもって感じです。

元滝伏流水は駐車場まで舗装道路があり、700mの遊歩道も砂利道になっていてアクセスは易しいほうです。元滝伏流水の手前は木の根が出っ張っており、歩行注意。

鳥海山・鉾立展望台

元滝伏流水を後にして、いよいよ鳥海山の上を目指します。

といっても、今回は登山ではなく、車でふら〜っとドライブする感じです。

しっかりと舗装された道路を車で昇っていきます。

高度がぐんぐん上げて、途中までは木々が生い茂って視界が悪いですが、車での最終到達地が近づくと、視界がひらけて広大な景色が見えてきます。

次の写真は鉾立展望台登山客駐車場から撮影した景色です。

ここ鉾立展望台には、鳥海鉾立ビジターセンター、稲倉山荘、鉾立山荘があり、鳥海山 象潟登山口となっています。

私が訪問した日も多くの登山客で賑わっていました。

鳥海鉾立ビジターセンターでは、鳥海山の歴史、自然、野生動物など学習できるので、初訪問者さんにはおすすめかと思います。

初冬の初雪冠の時期や、観光に役立つパンフレット、多くの写真展示があって楽しむことができました。

駐車場のそばには、鉾立展望台があり、景色を楽しむこともできます。

ここから見えているのが奈曽渓谷というらしいですね。

日差しが強すぎてうまく撮れなかったべ。

鳥海山鉾立展望台(標高1,150m)五合目まで車で行くことができます。象潟口登山口となっており、登山客で賑わっています。鉾立展望台までの道路は舗装道で、大型車でも安全に通行できる余裕あり。ただし、ヘアピンカーブ多しなので、スピードは出しすぎないこと。

猛禽類保護センター(鳥海イヌワシみらい館)

鳥海山鉾立展望台には鳥海ブルーラインの秋田県にかほ市側からR131を通って来ました。

今度は、秋田側に戻るのではなく、R210経由で山形側に降りていきます。

目指す目的地は、猛禽類保護センターで、イヌワシの知識を養います。

猛禽類保護センターは、鳥海山南麓 湯の台口登山道手前にあります。

鳥海山の北麓を登って、今度は南麓から登るのは情報収集のためとはいえ、疲労困憊です。

ちょうど子供向けイベントが開催されていて、子連れの親子が夏休みを利用して遊びに来ていました。

そんな中、私のようなおっさんが一人で来館なんて恥ずかしいものです。

館内を回るついでに、館員さんから勧められたスタンプラリーも楽しみました。スタンプラリーなんて子供のとき以来だべ。

スタンプラリー制覇の記念にトートバック頂きました。

猛禽類全般、特にイヌワシについて特化して学びを得ることができます。

イヌワシの現状、鳥海山のイヌワシ、イヌワシの生態系における役割など、非常に多くの学びがありました。

最後に、ここだけで販売されているイヌワシの本「イヌワシを知ることができる入門書にほんのイヌワシ」を300円を購入しました。

館員さんいわく、これ一冊でイヌワシは完璧、らしいです。

猛禽類保護センターまでは、途中道が狭くなるものの、舗装道なので安心して通行できます。湯の台口までは今回は行かなかったので、どうなっているか不明です(おそらく舗装道)。猛禽類保護センターまでの道ではクマ出没の恐れありとのことで注意です。

最後に

帰りは、日本海沿いのR7を通って帰路につきました。走行距離280kmの大冒険でした。

仁賀保高原や鳥海山など標高が高い場所は、麓に比べて気温が涼しく、それほど暑さを感じませんでした。

鳥海山では、鉾立展望台で25℃と暑いっちゃ暑いですが、地上よりは涼しかったです。

野生動物はあいかわらず出会いが少なかったですが、良い風景を撮れたので良しとしましょうか!

今回は下見回だったので、次回ゆっくりと観光して周りたいですね。

他にも、秋田に関する記事を書いているので、よかったらご覧になってください。

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Isamu

最後まで読んでくれてありがとうございました!

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