目次
6月 ー森林ー
6月のテーマは赤と黒!すなわちアカショウビンとツキノワグマ撮影に没頭したのです。
奥山を中心に探索し、今月は大満足の撮影月間となりました!
概要
観察した野生鳥獣
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5月からそうでしたが、暑い日が続いています。その影響か果実の熟し具合も早く、特にサクランボへのクマの付きが早かったと思います。安全第一で撮影行いました。
使用機材
アカショウビン
今年もアカショウビンの季節がやってきました。
5月末には飛来を確認しており、奥山での撮影の望みました。
1年ぶり!
そんな枝奥で飛び込まないでくれ〜
オキピンで一か八かピント合え!
モリアオガエルを捕らえました。
今年はなんと給餌の様子を撮影できました。
渡す瞬間は逃してしまいましたが、いい瞬間が撮れました。
カ、カエルゥ〜!!
スプラッシュ!水面から浮上します。
実りの季節
5月までクマさんは山菜や筍などを食べていると思われますが、6月中旬くらいになると木の実が熟してきて、それらを狙ってクマさんもやってきます。
ヤマグワもだいぶ赤くなってきましたね。
完全に熟すと、こんな感じに紫色になって、ポタポタ地面に落ちてきます。
これがなんの木なのか未だ判別できていないです。
2年前にこの木にツキノワグマ親子が登りましたが、その時もこんな感じで6月に赤い実が実ってました。
去年は実がならず、熊棚もできなかったので、年によって豊凶がある種なのか?
山桜のサクランボがだいぶ赤くなりました。
一部浅黒く、紫の完熟状態になった実も確認できました。
熟すとこんな感じに紫色になります。
こうなってくると、クマさんが…
キイチゴやクマイチゴも実をつけて、こんなに美味しそうになっています。
6月はいちご落としと言って、母クマと1年ちょい過ごした子グマにとって、旅立ちの季節でもあります。
警戒心の薄い若クマには気をつけたいですね。
山に向かって車を走らせていると、不自然に木の枝が道路脇に落ちていました。
強風などで自然に折れて落下することも考えられますが、近寄って様子を見てみましょう。
サクランボがキレイに無くなっています。
折れた枝の様子からも、こりゃクマの仕業だな。
後半には、グミの実もなってきました。
奥山では、グミの実にもクマがつくようです。
これは、ヤマザクラの木にクマが登って、サクランボを食べた後です。
太い枝がへし折られ、ところどころ熊棚も見られます。
これは、クマが登ってから少し時間が経ったもの。
折れた枝先の葉が枯れてきて、はっきりと確認できます。
一回ではなく、何日もかけて通っているようです。ここでは、クマを見れませんでしたが。
やっぱタイミングですね。
ツキノワグマ
クマの生活リズムは時計のようです。
決まった時間に、決まった場所に現れます。
このクマは通過クマと思われますが、決まった時間にここに現れます。
ガレ場に現れたクマ。
上部に生えている桑の実か何かを夢中で食べていました。
しばらく観察していると、池を泳ぎ始めました。
クマが泳いでいるところなんて初めて見ました。
クマは木の実が熟すタイミングを何で把握しているのか。
奥山のヤマザクラポイントで張り込んでいたら、同じ時間帯に2箇所でオオヤマザクラの木にクマが登ってました。
警戒心激強で、すぐ木から降りてきて逃げられましたが。残念。
奥山でアオバトを撮っていたら、「バキッ!」と遠くで響く木が折れる音が聞こえました。
あたりを見渡すと、100mくらい離れた遠くの木でヤマザクラにクマが登っていました。
山々で生きる動物たち
奥山に行くと、クマタカが上空を飛んでいることが多々あります。
この日はカラスにいじめられていました。
流石に200mくらい離れているとキツイな〜
割と近くに飛んできました。
緑の中を飛ぶクマタカ。
ホンドキツネも見かけるようになりました。
凛々しい姿をはいチーズ。
ホンドテン夏毛かな?
道路をテクテクこちらに歩いて来ました。
オシドリとその子供たちが池を泳いでいました。
子供かわええ〜なぁ〜
シジュウカラが巣材を運んでいました。
頑張って繁殖してください。
6月のまとめ
6月になって、アカショウビンが飛来して前半は撮影に没頭しました。
クマさんも行動範囲がわりと里山に近くなってきて、里山で見かけるようになりました。
果実に集まるクマさんを狙いつつ、アカショウビンやクマタカなど撮影できた、充実した6月でした。
7月から暑くなってきて、鳥の出も悪くなるので、どうしましょっかね〜