秋田の自然2024年シーズン

6月 ー森林ー

6月のテーマは赤と黒!すなわちアカショウビンとツキノワグマ撮影に没頭したのです。

奥山を中心に探索し、今月は大満足の撮影月間となりました!

概要

観察した野生鳥獣

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5月からそうでしたが、暑い日が続いています。その影響か果実の熟し具合も早く、特にサクランボへのクマの付きが早かったと思います。安全第一で撮影行いました。

使用機材

アカショウビン

今年もアカショウビンの季節がやってきました。

5月末には飛来を確認しており、奥山での撮影の望みました。

1年ぶり!

そんな枝奥で飛び込まないでくれ〜

オキピンで一か八かピント合え!

モリアオガエルを捕らえました。

今年はなんと給餌の様子を撮影できました。

渡す瞬間は逃してしまいましたが、いい瞬間が撮れました。

カ、カエルゥ〜!!

スプラッシュ!水面から浮上します。

実りの季節

5月までクマさんは山菜や筍などを食べていると思われますが、6月中旬くらいになると木の実が熟してきて、それらを狙ってクマさんもやってきます。

ヤマグワもだいぶ赤くなってきましたね。

完全に熟すと、こんな感じに紫色になって、ポタポタ地面に落ちてきます。

これがなんの木なのか未だ判別できていないです。

2年前にこの木にツキノワグマ親子が登りましたが、その時もこんな感じで6月に赤い実が実ってました。

去年は実がならず、熊棚もできなかったので、年によって豊凶がある種なのか?

山桜のサクランボがだいぶ赤くなりました。

一部浅黒く、紫の完熟状態になった実も確認できました。

熟すとこんな感じに紫色になります。

こうなってくると、クマさんが…

キイチゴやクマイチゴも実をつけて、こんなに美味しそうになっています。

6月はいちご落としと言って、母クマと1年ちょい過ごした子グマにとって、旅立ちの季節でもあります。

警戒心の薄い若クマには気をつけたいですね。

山に向かって車を走らせていると、不自然に木の枝が道路脇に落ちていました。

強風などで自然に折れて落下することも考えられますが、近寄って様子を見てみましょう。

サクランボがキレイに無くなっています。

折れた枝の様子からも、こりゃクマの仕業だな。

後半には、グミの実もなってきました。

奥山では、グミの実にもクマがつくようです。

これは、ヤマザクラの木にクマが登って、サクランボを食べた後です。

太い枝がへし折られ、ところどころ熊棚も見られます。

これは、クマが登ってから少し時間が経ったもの。

折れた枝先の葉が枯れてきて、はっきりと確認できます。

一回ではなく、何日もかけて通っているようです。ここでは、クマを見れませんでしたが。

やっぱタイミングですね。

ツキノワグマ

クマの生活リズムは時計のようです。

決まった時間に、決まった場所に現れます。

このクマは通過クマと思われますが、決まった時間にここに現れます。

ガレ場に現れたクマ。

上部に生えている桑の実か何かを夢中で食べていました。

しばらく観察していると、池を泳ぎ始めました。

クマが泳いでいるところなんて初めて見ました。

クマは木の実が熟すタイミングを何で把握しているのか。

奥山のヤマザクラポイントで張り込んでいたら、同じ時間帯に2箇所でオオヤマザクラの木にクマが登ってました。

警戒心激強で、すぐ木から降りてきて逃げられましたが。残念。

奥山でアオバトを撮っていたら、「バキッ!」と遠くで響く木が折れる音が聞こえました。

あたりを見渡すと、100mくらい離れた遠くの木でヤマザクラにクマが登っていました。

山々で生きる動物たち

奥山に行くと、クマタカが上空を飛んでいることが多々あります。

この日はカラスにいじめられていました。

流石に200mくらい離れているとキツイな〜

割と近くに飛んできました。

緑の中を飛ぶクマタカ。

ホンドキツネも見かけるようになりました。

凛々しい姿をはいチーズ。

ホンドテン夏毛かな?

道路をテクテクこちらに歩いて来ました。

オシドリとその子供たちが池を泳いでいました。

子供かわええ〜なぁ〜

シジュウカラが巣材を運んでいました。

頑張って繁殖してください。

6月のまとめ

6月になって、アカショウビンが飛来して前半は撮影に没頭しました。

クマさんも行動範囲がわりと里山に近くなってきて、里山で見かけるようになりました。

果実に集まるクマさんを狙いつつ、アカショウビンやクマタカなど撮影できた、充実した6月でした。

7月から暑くなってきて、鳥の出も悪くなるので、どうしましょっかね〜

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