秋田の自然2024年シーズン

9月 ー森林・水辺ー

9月に入ると夏の暑さはだいぶ和らぎ、過ごしやすい日が多くなってきました。

実りの秋、と言われているようにクマさんにとってはオニグルミから栗、どんぐり類、液果類などご馳走がそこらじゅうにあります。野鳥観察もほどほどにツキノワグマを追った9月となりました。

概要

観察した野生鳥獣

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使用機材

晩夏のオニグルミに集うクマ

9月に入り、始まりました。

ツキノワグマがオニグルミの木に登っています。

相変わらず、木登りは得意なようで、スルスル木の枝についたオニグルミの実を目指します。

取り込み中みたいです。

オニグルミの実を加える瞬間です。

別の場所でも、オニグルミの木に小さなツキノワグマが登っていました。

登っているクマが小ぶりなのが気になりますが、順調に撮影できています。

帰ってきたヤマセミ

いつも訪れるフィールドでは、だいたい7月に入るとヤマセミを頻繁に見かけるようになります。

ところが、今年は8月を過ぎても鳴き声1つ聞かなくて、夏の大雨でやられたか、もしくはタカ類に狩られてしまったか心配していましたが、9月に入るとペアで姿を現しました。

眼の前を通過したので、カメラを振り回して撮ったら偶然画角に入って撮れました。

ヤマセミは河川を広範囲に移動するため、なかなか撮影ポイントを見つけられないですが、たまたま居合わせた場に飛んできてくれたらラッキーです。

水面スレスレを滑空するヤマセミです。

オイカワでしょうか。獲物を捕らえて盛んに岩に殴打してました。

残酷に魚をしめた後は、ごっくんと召し上がってました。

こちらは、たまたま近くに飛んできて留まってくれたヤマセミです。

クマ探しの合間に探鳥も

クマは基本山間部で探していますので、野鳥にもたくさん出会えます。

最近、このあたりでミサゴを見かけることが多くなりました。近くにダム湖があるせいかな。

さらに、山奥に車を進めていたら、草陰からニホンジカが飛び出してきました。

じっとこちらを見ています。

カイツブリが仲良く泳いでました。

あまり海にいかないのですが、河原でシギを観察できました。

イソシギかな?

田んぼの近くの河原にノビタキがきていました。

田んぼにサギがぽつんと佇んでいました。

手前がダイサギで、奥がアオサギかな。

オニグルミ不発、堅果類を狙うも…

オニグルミで子グマを2回撮った後、なかなかクマを見られず苦戦しました。

クマが来た証拠は探せばあるのですが、なかなか本体が見つかりません。

これはミズキの木に登った後ですね。

どんぐりの実りも早いようで、里山ではたくさんのどんぐりが地面に落ちていました。

これはブナでしょうか。

今年は並作ということで、2022年に豊作だったばかりなのに、ブナの実がついたようです。

なんだか、山に堅果類が豊富にありそうなので、今秋はクマはあまり里に降りてこないんじゃないかな。

見晴らしの良いポイントから双眼鏡でクマの痕跡を探していると、遠巻きに熊棚が確認できます。

ミズキではないと思われ、ウワミズザクラか何かかな?

あたりにはミズキの木もあり、もちろん熊棚ができていました。

かなりデカい熊棚を見つけました。

実はとくに見つけられなかったのですが、これは何の木でしょうか?

あたりを見渡してもこの木1本だけ登ったようです。

栗も早いもので、イガが割れて美味しそうな栗の実が見えています。

しかし、去年クマが栗の木でフィーバーしたせいか、集落や里山付近では栗の実がついている木が少ないように感じます。

それでもしっかり熊棚ができている栗の木もあります。

サクランボ!?ではなく、ヤマボウシというらしいです。

己の無知を恥じました。

栗といえば、低〜中木で、きのこの傘にように葉が開いて栗がなる、イメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

これは、奥山の栗の木で、全長で20m以上、上部に少しだけ栗の葉と実がついているだけという栗の木です。

このような栗は私はあまり見たことがないので、思わず撮ってしました。これがヤマグリ?というやつか??

クマを求めて林道を彷徨う途中、林道脇にあったクマの木彫り?です。

久々だったので黒い大きな物体を見るとビビるなぁ〜

金具で止めてあるし、割と丁寧に作ってんべや。

9月末には、八幡平アスピーテラインに行ってきました。

頂上付近では紅葉が始まっていました。綺麗ですね。

9月のまとめ

9月は、オニグルミのクマを少し撮れましたが、それ以降はほとんどクマさんに出会えませんでした。

ヤマセミを撮ったり、山奥で野生鳥獣を観察したり、成果はありましたけど、クマおらず、って感じでした。

10月はいよいよクマさんも冬眠に備えて昼夜問わず食べまくる季節です。

来月も気合を入れて今シーズン締めの山探訪といきますか。

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