こんにちわ,Isamu(@yusukebe029)です。
私が山に行く時に、持っていく熊対策グッズを紹介します。
紹介する熊対策グッズを持っていたとしても、クマに勝つことは決してないです。
しかし、万が一、クマに遭遇しても身を守る術があるということで安心して山でもアウトドアを楽しむことができるはずです。
目次
必需品3選
熊スプレー
熊対策グッズについて調べると必ずといっていいほどでてくる一品です。
唐辛子成分配合のいわゆる催涙スプレーです。
腰やリュックにつけるホルダーが付属しているスプレーもあるので、すぐ手の届く位置にスプレーを身につけることができます。
1本5千円以上と高価ですが、クマに襲われて大怪我を負ったり、命を落としたりすることを考えれば格安と私は個人的に思います。
春先から山菜採り、夏の山登り、秋の行楽シーズンに、山に行ってアウトドアを満喫する際は絶対に必須でしょう。
私が購入した熊スプレーのリンクを貼っておきますね。

熊鈴
クマの嗅覚は犬の約7倍、聴覚は人間より遥かに優れていると聞きます。
クマより先にヒトが相手の存在を察知するのは難しい。
なら、我々ヒトの存在をクマにわかってもらうことが先決です。
熊鈴は音でクマにヒトの存在を知らせてくれる熊対策グッズの定番です。

カランカランとカウベルみたいなタイプもありますが、リーンと体に染み渡る心地よい音が出るタイプの方が遠くまで音が届くそうで、リーンっていうタイプをおすすめします。
私の持っている熊鈴のリンクを以下に貼っておきます。
蚊取線香
クマ避けには蚊取線香が有効だと自然観察指導員の方に聞きました。
匂いでクマにヒトの存在を知らせることができ、虫よけにもなる便利グッズです。
蚊取り線香の匂いは風にのって広範囲に広がるので、熊避け効果も期待できます。
今は携帯ケースが着いたタイプの蚊取線香も販売されているので、そちらの購入をおすすめします。
あれば良い品9選
ホイッスル
ときおり山間部を歩いていると、笛の音が聞こえてきます。
熊鈴以外にも音でクマにヒトの存在を知らせてくれるグッズです。
また、負傷して動けなくなった場合とか、非常時に音で自分の居場所を知らせることもできます。
自分の息で吹くものか、ボタン一つで鳴る電子式があります。
私は自分で吹いて音を出すタイプのホイッスルを持っています。

エアーホーン
渓流釣りをするアングラーや山菜採りのハンター殿で使っているヒトが多いです。
入渓する前や山菜採りする場所に入る前に、一吹きしてから行動するようです。
思ったより大きな音が出るので使ったほうがびっくりしそうですが、広範囲に音を伝えることができます。

私はガス充填式ではなく、手動で空気を送り込んで音を出すエアーホーンを使っています。
爆竹
こちらも山に入る前によく使用されるものだ。
今朝方に山にいると、よく「パンッ!パパンッ!!」と勢いよく音が聞こえてくる。
「ここに人間がいるど〜。クマ離れてくれや〜〜」っていう感じですね。
爆竹にも種類が色々有ります。
ホームセンターで売っている連発式の本格的な爆竹がおすすめです。
熊鈴同様に、遠くまで音を届かせることができる立派な爆竹を用意しておきましょう。
登山用ヘルメット
熊に襲われて重症を負う際にどこを負傷するか知ってますか?
頭部か頚椎あたりを負傷して重症化する事例が多いそうです。
心配性の私はいつも着けている訳ではありませんが、車に積載しています。
クマを撮影する職人的な写真家を知っていますが、彼はボブスレーかなんかで使う首周りまでガードできるヘルメットを購入して使っているそうです。
スポーツや自転車競技とは違いますが、クマの強力な腕力から急所を守るためにもあったほうがいいでしょう。
備えあれば憂いなし、です。

鉈
山に入るということは、藪で覆われた道を進むときがあります。
そんなときに鉈やマタギが使うナガサが役に立ちます。
一方で、クマに対して有効かというとそうでもないと思います。
クマを倒せるわけではないですし、扱いに不慣れだと自分が負傷する場合もあるからです。
ここでは、安心感が得られるという利点から”あえて”挙げました。
私はキャンプの薪割りで使う小型の鉈で代用しています。

救急セット
山では、虫や蜂に刺されたり、枝や草などで切ったり、負傷することもしばしばあります。
そんなときに緊急で手当できる道具があれば助かるでしょう。
私はAmazonで3000円程度で売っているキットを車に積んでいます。
バンドエイド、包帯、医療用テープ、綿棒などの他に、簡易サバイバルグッズも収納されています。
下のようにコンパクトなのでリュックにも簡単に入りますね。

薬(虫刺されなど)
応急処置キットとは別に蚊やアブなどに刺されたときのために塗り薬などを用意しておくといいでしょう。
私は炎症に過敏に反応する体質なので、負傷後すぐに処置できるように注意を払っています。
また、患部に直接塗りつけると菌などが薬にうつってしまうので、綿棒などがあればいいでしょう。
勿論、上の応急処置キットに入っていますよ。
忌避剤
山に行くだけならいいですが、林道や沢歩きをしたり、本格的な登山をするなら、熊対策の他にもヤマビル対策も欠かせないでしょう。
ヤマビルに喰われると、引き剥がすのが大変だし、引き剥がせても血が止まらなくなります。
なので、ヤマビルに喰われるのを防ぐ対策もしておくべきでしょう。
足元に忌避剤をつける。
肌を露出しない服装をする。
休憩時はリュックなどを地面に直に置かない。
忌避剤もヤマビルに有効なので、用意しておいて山を進む際は必ず使用するようにしよう。
ロープ&カラビナ
先に述べたヤマビル対策として、休憩時にロープを木にくくりつける際に使えます。
また、熊対策としてロープを使うことも一考頂きたいです。
前述の通り、クマは嗅覚と聴覚は優れていますが、視覚はあまりよくないようです。
なので、ロープを蛇のようにうねらせると、クマは蛇と勘違いして警戒して遠ざけられる可能性があります。
このようなクマに立ち向かう姿勢には賛成ではないですが、こんな熊対策があるということで紹介しておきます。
ロープは汎用性が高いので、色々と使い道がありますしね。
最後に
この記事では、私が山に行く際に持参するクマ対策グッズについて用途も併せて簡単に紹介しました。
ここに書かれているものを、すべて揃えると2万円とか超える気がしますが、熊スプレーの説明でも述べましたが、重傷を負ったり、命を落とすことに比べれば安いものだと思います。
そのあたりのリスクマネジメントを考える上で、この記事が参考になれば幸いです。
他にもツキノワグマについて記事を執筆しましたので、山に行く予定がある、クマについて知りたい人などはご覧になってもらえれば少しは知識がつくと思います。

Isamu
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