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12月〜’22年1月|干潟と水辺
冬の探鳥はどうしようか考えていると、情報収集する中で「大潟村」がおすすめとの情報を得ました。
12月から年明けにかけて大潟村を訪問して、地形の把握と探鳥してきたので紹介します。
観察した野鳥たち
2021年12月〜2022年1月には10種の野鳥に出会えました。下記リストの野鳥をクリックすると個別にその野鳥の写真が御覧になれます(野鳥ギャラリー)。
秋田県大潟村(日本最大の干潟)
秋田県の日本海沿岸に近い場所に位置する村です。
かつては日本で2番目に大きい湖沼がありましたがそこを埋め立て、現在の大潟村になっています。
大潟村のほとんどが水田で、中には大学の試験農場や、農耕地になっています。
もともと湖沼を埋め立てた理由も、飢餓を回避するため食料を確保することが目的らしいです。
大潟村には両脇に大きな承水路が流れ、水田などに水を供給する水路など水辺が至るところにあります。
さらに、田んぼや畑など農耕地も多く、その自然環境からたくさんの野鳥が観察できるそうです。
探鳥ツアーも定期的に開催され、県内外問わずたくさんの人々が訪問します。
野鳥観測ステーション
大潟村には東西にそれぞれ南北に沿って流れる大きな川(承水路)が流れています。
その西部承水路沿いにぽつんと佇んでいるの建屋が野鳥観測ステーションです。
駐車場(無舗装の草むらみたいな感じのスペース)には看板が設置されています。

この看板ではここで見られる野鳥について説明があります。
野鳥観測ステーション周辺の立地がよく解り、たいへん勉強になりました。
野鳥観測ステーションの2階展望デッキからススキ野原と溜池があり、小一時間は観察を楽しめます。

しばらく待ってみると、ススキ野原を滑空する猛禽類の姿が!
運良く、枝に留まってくれたので後日判別するとチュウヒでした。

この日は新しく買ったSigma150-600mmレンズの初使用日となりましたが、テレ端600mm+1.4倍テレコンが生み出す焦点距離1344mmに思わず感動してしまいました。
50m以上は軽く離れたこの距離をズームできる超望遠レンズ様様です。
緯線・経線のような直線道路
冬があるため、車の運転には注意が必要です。
スピードを出しすぎると雪山に突っ込んだり、スケートリンクみたいにツルツルテンッ!ってなってしまいますよ。
車通りはあまり多くのないので自滅しないように安全運転しましょうや。
低速で車を流していると、キジさんを見つけました。

年明けには EF100-400mm L II型レンズを購入して野鳥撮影にさらに力が入ります。
しばらく道路沿いにそって探索を続けていると、メスのキジさんもお出ましです。

残念ながら写真は撮れませんでしたが、カワウやシジュウカラ、トビなど道路沿いに歩いているだけでもたくさんの野鳥を見ることができました。
南の池入植記念公園・キャンプ場
キャンプ場としての設備も整っている大潟村内にある公園です。
大潟村の干拓工事の完工を記念して作られた公園です。
大きな池に加えて、ヨシ原や木々の生えた場所も少々。
野鳥観察には絶好の場所です。
冬の訪問では、湖面が凍っており、奥の方でアオサギが群れを形成していた。

ふと横に目を見けるとダイサギくんがボケーッと佇んでいました。

ダイサギが飛翔していました。
羽ばたきながらゆっくり旋回していました。

結局サギ科の鳥しか見られませんでした。
最後の最後で、トビくんが頭上を通過していきました。

承水路・幹線排水路沿い
承水路沿いの電線にトビさんが止まっていました。
ぴ〜ひょろろ〜という鳴き声がこだましていました。

ef100-400mm L IIレンズは素晴らしいレンズだ。
テレ端400mmでもしっかり解像して、毛まできれいに撮影できます。

ほんとに電線が好きですね。
人の気配ですぐに飛び立ってしまうので、撮影時は慎重にですね。

トビたちがピーヒョロロと鳴いている脇をカワウが高速で飛び立っていきました。

風に逆らって、空中をふわふわ飛んでいる猛禽類がいました。
自宅での判別結果、ハイイロチュウヒ♀?と思われます。

大潟村から帰宅しようとした帰り道、なんとオジロワシを初観測しました!
氷上にカラスと並んで水面を覗き込んでいました。
私の視線に気づいてか、すぐに飛び去ってしまいました。

12〜’22年1月のまとめ
秋田の冬もマイナス5度以下まで余裕で下がり、沿岸部だと風の影響もあり、実感する寒さはかなりのものです。
冬の大潟村には、たくさんの野鳥がやってきますので、探鳥をぞんぶんに楽しめます。
Isamu
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