こんにちわ、勇(いさむ)です。
9月頃から秋の渡りで季節の野鳥を見かけるようになりました。クマ出没もちらほら聞きますが、クマに気をつけて野鳥観察を行っています。
Sony α7RVを使って、山間部でクマタカやヤマセミ、ヤマドリなど撮影しましたので、記事にまとめてみました。
目次
ヤマドリと戯れる
私がヤマドリに会うのはほとんどが山で、麓では殆ど見かけたことがないです。
ヤマドリ自体に出会う機会が少ないので、会えた時には慎重に観察させてもらっています。

この日はちょっと日差しが強かったのか、若干ですが陽炎の影響もあって、森の中ならなんとか撮影できましたが、日が直接差し込む場所では陽炎でメラメラっとしていてFを絞ったりしてみましたが、どうにもなりませんでした。

FE200-600mmのテレ端600mmで撮っているのでFは6.3~7.1でそれほどボケないと思うのですが、このボヤーンとした感じは陽炎のせいなのだろうか。

ヤマドリくんが木陰に移動してくれたので、ピシャっと撮ることができました。
ヤマドリは意外とちょこまか動き回っているので、α7RVがAFエリア[フレキシブル拡張スポット]にして、コンティニュアスAFでピント合わせしています。

ヤマドリを観察しているとたまに母衣打ちするのですが、なんとか撮ろうと思っていたのですが、正面を向いて母衣打ちしてくれず。
今後出会った時は正面から母衣打ちを捉えたいですな。
渓流のヤマセミ
今年もマイフィールドのヤマセミからお世継ぎが生まれ、初夏以降は3〜4羽で活発に飛び回る姿を目撃していました。
いかにもヤマセミがとまりそうな枝があったので、ブラインドに入って張り込んでいると「ケケッケケッ!!」聞こえてきました。ヤマセミの鳴き声です。

できるだけ彼らに気づかれないように、そろーりそろーり撮影です。
トサカが短く、これまで見たことないヤマセミですので、もしかしたら今年生まれた若ヤマセミなのですかね。

撮影したヤマセミをギリギリまでトリミングしてアップで仕上げました。
あまり動かないので、シャッタースピードも上げて、ISO感度を100キープしつつ、露光も調整して撮影してみました。
あまり油断していると飛び出しがくるので、静止画設定で少し撮った後はすぐ飛び出しの設定に戻し、ヤマセミと我慢比べです。

きました!ヤマセミの飛び出しです。
こうした瞬間はα7RVだと連射性能の低さとプリキャプチャなしが足を引っ張りますね。
飛び出す瞬間は私の反射が間に合わないので、この写真からの連続写真となってしまいました。

もう1羽のヤマセミも撮影写真をトリミングしてアップで仕上げてみました。
体格はやや小柄で、まだ警戒心があまり強くないようです。はやく一人前のヤマセミに成鳥するんだぞ。
秋の渡り
10月に入ると、田んぼでノビタキを見るようになりました。
猛禽類の渡り調査も活発になってきているようで、これから季節の野鳥の観察が楽しめますね。
といっても、私はあまり興味ないですが☹️



こんな細いところによくとまれるものですね。
バランスも取れており、私としては撮りやすいので良いですけどね。

ここのノビタキはかなり警戒心が強めなので、あまり動かないようにしてノビタキから近寄ってきてくれることに賭けます。
運よく近くで撮れました。現像でギリギリまでトリミングしてアップで仕上げています。

ちょっと暗めに仕上がっていますが、朝方のまだ日が昇り始める前なのでご勘弁を。。。
飛び出しも狙ってはいるのですが、速すぎて全然捉えられませぬ🥺

ヒタキ科の野鳥は判別の自信がないのですが、これはコサメビタキですか?
もし違っているようなら教えて下さい。このオリーブ系の体毛の鳥が数種いて、判別に苦労します。

雨の中、葉が付いていない枯れ木にとまる猛禽類を見つけました。双眼鏡で確認してみると、オオタカでした。
あまり見ることがないので、雨模様でしたが、バシバシ撮らせてもらいました。
とまり姿が垂直に立っていれば注意深く見るようにしていて、やや前傾姿勢だとトビとかなので基本スルーします。オオワシやオジロワシなどの海鷲も垂直姿勢でとまるので、この特徴を把握しておけば猛禽類を区別して撮れますよ。
秋も深まり、実が実って動物たちの動きも活性化
秋が深まり、果実も順調に成長してきました。
今年一番の発見だったのは、以前から見つけたいと思っていたサルナシ(コクワ)を見つけられたことです。

ツルのような枝が下の太い木の枝に巻き付いており、いくつもの実をつけていました。

朝方、田んぼの近くの草むらにニホンジカがいました。
遠くから観察していましたが、田んぼに入って直線に進みながら、稲を食べており、改めてこいつは害獣なんだなと認識させられました。
ここ数年でニホンジカやイノシシの目撃が秋田でも増えてきました。クマの出没も問題となっていますが、害獣に区分される野生動物全般が繁殖してその数を増やしているのは間違いないでしょう。

草むらから出てきたニホンジカと目が合いました。
しばらくジッと見つめ合った後、ニホンジカは足早に森の中に消えていきました。

サルナシの発見と同じくらい衝撃が走りました。
なんとニホンカモシカが交尾していたのです。最初はポカーンとしていましたが、途中からとにかく映像に収めねばとバシバシ撮りまくりました。
交尾を終えたニホンカモシカのカップルは足早に森の中に消えていきました。なぜこんなオープンな場所でおっぱじめたのか…
ヤマセミの飛び出しとペアで戯れ
今シーズンのヤマセミ観察も残り僅かとなりましたが、動的な写真があまり撮れていないのでなんとか撮ってみたいと思っていたらチャンスが到来しました。

α7RVでは飛び出す瞬間を狙うのが難しいので、ここは思い切って置きピン作戦に出ました。
岩にとまるヤマセミにピントを合わせ、飛び出すか飛び出さないか、少しでもその動きがあったらシャッターを切りまくりました。
撮影枚数はめちゃ増えましたが、運よく真横にヤマセミが飛び出したので撮れちゃいました。

このヤマセミですが、遠くに行かずに近くの岩を行ったり来たりしていたので、飛び出しボーナスタイムに突入しました。
こっちとしては歓喜なのですが、やはり満足いく飛び出しが撮れず、私の腕もまだまだですね。

置きピンなので、微妙にピント合っていないんですよね。
いいシーンだっただけに、悔やまれますな。


橋梁でヤマセミが鳴いていると、もう1羽のヤマセミが飛んできました。
呼び寄せたのか!?真偽はわかりませんが、呼ばれたほうはすぐどっかに行ってしまいました。


ヤマセミは河川の広範囲を縄張りにしますが、決まった枝や餌場でルーティンの行動をします。ここを見つけられるかがヤマセミ観察の第一歩なのです。
冬の訪れ
気温が一桁台まで下がり、肌寒さがより厳しくなってきました。
正直、車の窓を全開にして動物たちの声を聞くのも辛くなってきたのですが、厚着でなんとか頑張っています。

いつもの渓流でカワアイサが姿を見せてくれました。
いつものフィールドで違う種を見るようになると、季節の移ろいを感じます。

ムクドリが柿の実を食べに集まっていました。
同じ集団の中なのに、いがみ合ってますね。

渡りで鳥の動きが活発になる季節なのですが、まったく鳥に出会えない時もあります。
そんな時はいつもいる鳥を撮って、初心に帰ったりしているものです。



α7RVの電子シャッターは歪んで厳しいので、メカシャッターで撮影しているのですが、そうなると秒間7コマくらいしか切れないんですよね。
カラ類のような小さくてすばしっこい小鳥は正直、α7RVの連射性能じゃ厳しいと言わざるを得ないですな。




どんよりした曇りの中、クマタカが近くを飛んでくれました。
これまで見たことない場所でのクマタカ発見だったので、また1つ私の野鳥マップに新しい情報が追加されましたね。
クマタカの飛翔は比較的ゆったりしているので、連射性能が低いα7RVでも余裕で捉えることができます。

奥羽山脈系の高標高地まで出かけてみました。時期を逃したらしく、すでに高標高地での紅葉は終わっていたらしく残念でした。
広葉樹が落葉すると、冬がもうすぐ到来します。冬季は海岸で海鷲の撮影を行うので、春の雪解けまで山とはしばしのお別れですな。
最後に
私は主に野生動物の撮影を行っているのですが、特定の動物だけ見つけようと思っても、うまくいくことは少ないです。彼らを取り巻く環境を上手に観察できるかで、より効率的に動物たちと出会える確率を上げることができると私は考えます。
地形や他の動物の生息状況、群生する植物など、動物を探すための重要なファクターは身の回りに溢れています。
この週末カメラマンとしてのワークによって私の観察眼が鍛えられて、私生活にも活きているのですから、まさにWin-Winなのです。
このブログでは秋田に暮らす週末カメラマンが自然風景や野鳥、ツキノワグマ、その他動物などを撮影し、その写真を公開しております。関連記事を載せておきますので、興味のある方はどうぞご覧になってください。
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また、Youtubeでは「いさむのクマ日記」と題して、主にショート動画で私が山で撮影したクマ動画を不定期投稿しています。クマが自然で生きる姿をご覧になりたい方はぜひこちらも覗いてみてください。
以下、私が野生動物への理解を深めるために読み込んだ書籍の一部です。機会があれば紹介したいと思います。リンク付きで載せておきますので、気になったらクリックして見てみてください。
私が重宝する野鳥観察のための図鑑や雑誌
- ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑、樋口広芳 監修、石田光史 著、ナツメ社、2015年3月出版、ISBN:9784816358036
- 決定版 日本の野鳥650、真木広造 写真、大西敏一・五百澤日丸 解説、平凡社、2014年2月出版、ISBN:9784582542523
- BIRDER、BIRDER編集部、文一総合出版、毎月発刊、定期購読あり
これまでに私が読んだツキノワグマの知識を深めるための書籍
- ツキノワグマのすべて、小池伸介著、澤井俊彦写真提供、分一総合出版、2022年出版 ★おすすめ★
- ツキノワグマの生態学、信州大学山岳科学総合研究所、オフィスエム、2011年発行
- わたしのクマ研究、小池伸介著、さ・え・ら書房、2017年出版
- ある日、森の中でクマさんのウンコに出会ったら、小池伸介著、辰巳出版、2023年出版
- 人を襲うクマ、羽根田治著、山崎晃司解説、山と渓谷社、2021年出版
- 人狩り熊、米田一彦著、つり人社、2018年出版
- ツキノワグマ、宮崎学著、偕成社、2006年出版
- 「クマの畑」をつくりました、板垣悟著、地人書館、2005年出版
- ツキノワグマを追って、米田一彦著、小峰書店、1994年出版
- ツキノワグマ、山崎晃司著、東京大学出版会、2017年出版
- 滅びゆく森の王者ツキノワグマ、皮膚件哺乳動物調査研究会編著、岐阜新聞・岐阜放送、1993年発行
- 山でクマに会う方法、米田一彦著、山と渓谷社、2011年出版
- ツキノワグマのいる森へ、米田一彦著、丸善、1999年出版
- クマが樹に登ると、小池伸介著、東海大学出版会、2013年出版
- 写真集 秋田市にはクマがいる、加藤明見、無名舎出版、2018年出版
最後まで読んでくださいましてありがとうございました!
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