こんにちわ、勇(いさむ)です。
2026年、皆さん明けましておめでとうごさいます。今年も野生動物との出会いを求め、週末の撮影活動に注力します。
さて、2026年一発目は冬の野鳥観察から始めます。機材は新しく購入したCanonです。
目次
はじめに
年末年始は帰省していますので、海鷲撮影を控えています。
地元では18歳まで過ごした後、故郷を離れて社会人として働いているのですが、ゴールデンウィークと盆、年末年始には帰省して実家でのんびりしています。思えば、子供の頃は自分で車に乗れないので、近くの公園でしか遊べないですし、学校に課外活動、あとは娯楽のゲームをしていた記憶しかないので、地元の自然は知っているようで実はあまり知らないのです。
それゆえ、帰省しては地元で野鳥がいそうな場所を探索し、新たな視点で故郷を懐かしむようにしています。
実家は盆地で周りが連峰に囲まれています。冬季はその連峰に流れ込んだ寒気がぶつかって雪を深々と降らせます。そのため、冬季は山になんて行く気が起きないので、河川で水辺の野鳥たちの観察を中心に、故郷の野鳥を観察をしています。
年末にCanon EOS R5 MarkIIとEF500mm F4L IS II USMを購入したので、その試し撮りも兼ねて冬の野鳥を掲載します。
いつものフィールドで試し撮り
ここ数年は実家に帰省する前に海岸で海鷲などの撮影してからのんびり帰省するのが慣習となっています。
思い切って導入したEF500mm F4L IS II USM(長いので以下EFゴーヨンと記載)の実力を図るため、見つけ次第鳥を撮る!撮る!撮る!!って感じでとにかく試写しまくりました。

ムクドリもそこら辺にたくさんいる鳥ですが、私のゴーヨンの試し撮りの被写体になってもらいました。
悪くないですね。写真はPureRawで加工し、Luminar4で現像したものなのですが、RAWデータで確認しても羽毛までしっかり解像していました。

やっといつもの光景が見れましたね。田んぼでオオワシとオジロワシ、合計4羽が井戸端会議してました。
私の経験だと、田んぼにいる海鷲は警戒心がものすごく強いです。おそらく車と人を認識しているのでしょう。まだ遠くから海鷲を認識したばかりなのですが、すぐさま飛び去ってしまいます。

今年は若いオジロワシをよく見かけます。若個体は警戒心がないので、割と長い時間撮らせてくれます。
R5 MarkIIは被写体認識ありで撮っていますが、特に不満は感じないですね。強いて言えば露出調整がSony機と感覚が違って苦戦しています。
Sonyだと大体アンダー0.7で撮れば、そこそこ撮れるんですが、Canonは撮影場所の明るさによって適切に露出をアンダーからオーバーまで調整してあげないと暗かったり、白飛びしたりするんですよね。
露出調整も違いもそうですけど、撮った映像もSonyは結構現像して色味を出したりして、実際に見た被写体に色に近づけていく作業をするんですけど、Canonは撮った映像を現像するときは、シャープにするのと、明るさを微調整するだけで色味にほとんど手を加えていないんですよね。
Canonのほうが実際の光に誠実?という表現でいいのかわからないのですが、そんな評価です。最近になってSonyとCanonのカメラの違いがわかってきた気がします。
カメラが変わってもう1つやるべきことがあります。RAW加工で重宝しているPureRawの設定です。設定は多々あるのですが、SonyのRawデータを加工していたときと同じ設定で加工したら、画質が悪くなってように見えました。
こりゃ設定見直しに時間がかかるぞ〜、ってことであたりを付けて検証です。上のオジロワシの飛び出しの写真で色々と検証してみたのですが、Sony設定で加工したCanonのRawデータを見ると、輪郭のシャープさが不自然っぽいんですよね。
加工設定の中にシャープネスという項目があるのですが、SonyではHardに設定していました(なし、Soft→Standard→Strong→Hardの順に強い)。シャープネスが強すぎて、これでCanonのRawデータの加工がイマイチだったのかな、と予想しシャープネスを変えてそれ以外は同じ設定で現像してみました。
シャープネスSoftだとシャープさがもう一声なので、Standard以上にすると、いい感じに輪郭がぴしゃって決まりました。Strongでもいけないことはないのですが、Hardの1つ下でHard加工のときの二の舞いになりそうな気がしたので、マージンをとってシャープネスStandardで処理することにしました。

雪がうっすら積もった農耕地でマガンの群れが一斉に飛び立ちました。
Fを4の開放にしていたので、中央やや上のマガンには合焦していますが、奥行き方向にはピントがあっていない個体もいましたね。



オジロワシが魚を捉えて安全な場所で食べるべく、飛行している様子を目撃しました。
するとどこからともなくオオワシが現れ、なんとオジロワシを追い回し始めたではありませんか。このあたりのオオワシでこれほど攻撃的なのは初めて見たので、驚きましたが、帰ってオオワシをよく確認すると今年初めて見る個体でしたね。

やはりキヤノン機は撮影する周りの光がかなり重要になってくると思います。光が十分にあたった状態の中では、オジロワシがバッキバキに解像して撮れます。ま、本来カメラってこういうものだと思いますけど、Canonはやはり忠実なんだなって改めて感じます。

オジロワシやオオワシのように翼を広げ、ゆっくりと旋回するシーンでは被写体認識が発動してずっと被写体にピントが合い続けるので、海鷲のような大きな個体だったら撮影は特に苦がなくできますね。
地元で冬鳥探し
R5 MarkIIの試し撮りをいつものフィールドでして、まだなれない感じがありますが、設定をあまり尖らせずにニュートラルな状態で使っています。
いよいよ年末。仕事を片付けて一区切りつけ、私もいよいよ休暇に入れるといったところです。といっても実家でほぼ横たわっていて、2,3時間は動くか〜って感じで地元の野鳥を探しに河川を中心に散策している次第です。

EFゴーヨンはボケ感も十分ですね。複数被写体がいるシチュエーションでは、被写体認識が思った通りの個体にピント合わせしてくれない問題が残っているのですが、R5 MarkIIには視線入力がありますので後でキャリブレーションして野鳥撮影の現場でも使えるのか見極めたいと思います。


斜め方向に奥行きがあるので全てにはピントが合わないですね。おそらくFを絞っても変わらないでしょう。視線入力を使えば、自分の視線で手前にピントをあわせたり奥でピント合わせしたりと自在にピント合わせができそうです。
もしくは被写体認識を切ることで、自分の任意の被写体にスポット1点AFを使って撮影すればいいと思います。

AF中に被写体認識で手前のハクチョウにピントがいったりしてましたが、画面右上方向に素早くカメラを振って「奥いけっ!」て念じてたら奥のハクチョウに合焦してくれたので、助かりました。
これでは私がカメラを制御しているというより、カメラが少々暴れている感じがしますので、それを抑えられるようにキーとなる設定を即座に切り替えられるボタン配置と機能割当を検証していかないといけないですね。


R5 MarkIIにはプリキャプチャというシャッターを押す前最大で15コマまで遡って過去の映像を記録することができます。また、電子シャッターは30コマ/秒で切れるので、動体撮影においては非常に心強いですね。

マヒワの集団ですかね。植物が分からないのですが穂先の実?を必死にクチバシを使って食べていました。




冬は木々が落葉しているので野鳥を見つけやすい季節です。寒いんですけどね。
シジュウカラ、マヒワ、ベニマシコ、シメなど年初から多くの野鳥に出会えました。いっつも海鷲ばっかり探しているので、たまにはゆっくりのんびり探鳥もいいのかなと思います。

とまり方から鷹だと思われるのですが、判別に自信が持てませんでした。
オオワシとかオジロワシもそうですが、このように垂直と背筋をピンっと伸ばしてとまる鳥は大体レアだと思っています。

雪が積もった河川敷にハクチョウたちが集まっていました。
冬らしい風景でこれは良きですね。

鉄塔にハヤブサがとまっていました。ハヤブサはどこかをじっと見つめてました。
このように1羽しか被写体がいない場合は被写体認識が発動して、上手にピント合わせしてくれます。

ハヤブサと目があいました。入り組んだ鉄塔の内部にとまっているので、ピントをそちらにもっていかれないように、まずはAFを使ってぱっと撮った後、保険として拡大機能とAFオフを使い、ピントリングでMFでピント合わせして撮りました。

しばらく遠くから見守っていると、唐突にハヤブサが発進しました。
なんとか横向きで飛翔を捉えることができました。

雪の積もった田んぼで所々木々や冬でも枯れても残った植物が見えるところがあります。
そんなところで食べ物を探しているキジの群れを見つけました。ちょうど順光となる位置だったので、木々の間からキジが見えた瞬間を狙って撮影しました。このようなシーンではAFエリアはなるべく小さな、スポット1点AFなどでピント合わせすると撮影しやすいですね。

冬芽を食べにハギマシコが大群で道路脇の植物に集まっていました。
なにげに初ハギマシコだったのです。枝が茂っている中で動き回っているので、R5 MarkII導入以来、最大の難関でした。




他にも、ベニヒワ、アオジ、カシラダカなど多くの野鳥を観察できました。
帰省終了・いつものフィールドで初撮影
帰省して、年末には友人との集まり、年始にはいつもの神社で初詣。それ以外は家でダラダラ・鳥探しと私的には充実した休暇だったのかなと思います。
おみくじは大吉で、努力すればいい方向へ転がります、的なことが書かれていたので、今年も仕事に撮影に精一杯頑張れということなのだなと解釈しています。おみくじが良くなくても、常に全力なのですけどね。

私が年末に帰省している間に気温が下がり、河川が凍ったようです。
こうなると絶好のチャンス。水鳥たちの動きが鈍り、海鷲が鳥たちを狩るようになります。
早速、氷上のオジロワシが鳥を狩った後を拝むことができました。食事に夢中で警戒心が薄くなるので、観察も長い時間楽しめます。できれば今シーズンはオオワシやオジロワシが獲物を狩る瞬間を捉えてみたいものですな。

このオジロワシ羽の色などからかなり成熟した個体のようですね。オジロワシも個体によって羽の色や体の大きさなど違うので、好みの個体に出会えた時はテンション上がりますね。

このように鳥や魚を捕らえて食事している鷲のもとにはトビやカラス、オジロワシ、オオワシが集まってきます。あまりにも集まってきた野次馬の数が多すぎると、嫌がって獲物を持って場所を移動するのですよね。
基本的には、捕らえた場所の近くで速攻でムシャムシャ食べるのですが、ギャラリーが集まると移動しちゃうんですよね。
はい、ということで、地元で冬鳥も撮影できましたし、海鷲撮影でもR5 MarkIIの試し撮りが十分に行えて、現在の自分の使い方での課題が浮き彫りになりました。
今後も、R5 MarkIIとEFゴーヨンを使い倒していきたいと思います。
最後に
2025年は野鳥にクマにその他の動物にと、主にワイルドライフをテーマに撮影を続けてきました。私自身、大きな問題はとくにありませんでしたが、お盆過ぎから初冬にかけてクマが多く生息する地域においてクマ出没が社会問題となったみたいです。また、それにともなって報道も過剰であると自分は思います。周囲の方や親の言動を聞く限り、目に余るものです。
クマ問題に関しては、別途記事を作成して、長文で申し訳ないですが、私の見解を述べています。
他にも、ワイルドライフをテーマにSony機材を使って撮影した写真を以下に掲載しています。時間があって、野生動物に興味のある方は是非我がブログを散策してみてください。
私が撮影データの現像で使用しているハードやソフトについては以下の通りです。私はプロではないので、自分が納得いく作品が作れるなら、あらゆる技術を駆使して、理想の映像を追求しています。
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また、Youtubeでは「いさむのクマ日記」と題して、主にショート動画で私が山で撮影したクマ動画を不定期投稿しています。クマが自然で生きる姿をご覧になりたい方はぜひこちらも覗いてみてください。
最近のクマ出没の問題をうけて、私が使用しているクマ対策グッズを紹介しています。山で割とクマに会う私の使用品ですので、クマが怖いからクマ鈴やクマスプレーを買おうと思うのだけどどれを買っていいか分からない方はぜひ参考にしてください。
以下、私が野生動物への理解を深めるために読み込んだ書籍の一部です。機会があれば紹介したいと思います。リンク付きで載せておきますので、気になったらクリックして見てみてください。
私が重宝する野鳥観察のための図鑑や雑誌
- ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑、樋口広芳 監修、石田光史 著、ナツメ社、2015年3月出版、ISBN:9784816358036
- 決定版 日本の野鳥650、真木広造 写真、大西敏一・五百澤日丸 解説、平凡社、2014年2月出版、ISBN:9784582542523
- BIRDER、BIRDER編集部、文一総合出版、毎月発刊、定期購読あり
これまでに私が読んだツキノワグマの知識を深めるための書籍
- ツキノワグマのすべて、小池伸介著、澤井俊彦写真提供、分一総合出版、2022年出版 ★おすすめ★
- ツキノワグマの生態学、信州大学山岳科学総合研究所、オフィスエム、2011年発行
- わたしのクマ研究、小池伸介著、さ・え・ら書房、2017年出版
- ある日、森の中でクマさんのウンコに出会ったら、小池伸介著、辰巳出版、2023年出版
- 人を襲うクマ、羽根田治著、山崎晃司解説、山と渓谷社、2021年出版
- 人狩り熊、米田一彦著、つり人社、2018年出版
- ツキノワグマ、宮崎学著、偕成社、2006年出版
- 「クマの畑」をつくりました、板垣悟著、地人書館、2005年出版
- ツキノワグマを追って、米田一彦著、小峰書店、1994年出版
- ツキノワグマ、山崎晃司著、東京大学出版会、2017年出版
- 滅びゆく森の王者ツキノワグマ、皮膚件哺乳動物調査研究会編著、岐阜新聞・岐阜放送、1993年発行
- 山でクマに会う方法、米田一彦著、山と渓谷社、2011年出版
- ツキノワグマのいる森へ、米田一彦著、丸善、1999年出版
- クマが樹に登ると、小池伸介著、東海大学出版会、2013年出版
- 写真集 秋田市にはクマがいる、加藤明見、無名舎出版、2018年出版
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました!
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