撮影の理念

撮影の理念

本ブログの運営者は以下を撮影の理念として掲げ、公序良俗に反することなく、自然や野生動物に対して悪影響を与えることなく撮影することを誓います。

  1. 野生動物の生息地を口外・公表しない
  2. 自然を汚すような行為を行わない
  3. 野生動物たちの繁殖に影響を及ぼすようなストレスを増大させる行動は避ける
  4. 仕事関係者、現地住民の方を警戒させる、また迷惑となる行為は避ける
  5. マナーの悪い撮影者に対して注意を行い、治安の悪化を避ける

野生動物の生息地を口外・公表しない

運営者は人気のない静寂に包まれたフィールドを主な撮影地としています。

このような場所に生息する野鳥や他の動物たちは人を見慣れていないため、町付近で暮らす動物たちに比べて警戒心がずっと強いです。

もし撮影場所を公開すると、このような動物たちの撮影方法を知らない方が配慮の欠片のない撮影を行うために、大量に押し寄せてきます。

結果として、野生動物たちはより警戒するようになり、彼らの暮らしに変化が生じ、具体的には人の前に姿を表さなくなる、繁殖に失敗する、人に意識が向かって他の天敵に襲われてしまう、などが考えられます。

他にも、現地の人に悪態をついたり、仕事関係者の迷惑となる行為を行う者も増え、野生動物だけでなく人にも悪影響を与えることも考えられるでしょう。

また、野鳥撮影のマナーなどネットでも公開されている通り、撮影地の公開はご法度ですので、問い合わせから撮影地を尋ねられても、一切返信いたしませんので、ご了承いただきますよう、何卒ご理解いただければと思います。

野生動物・野鳥撮影が趣味というなら、自分の足で歩いて自分で調べてください。

自然を汚すような行為は行わない

里山でのレジャー活動(山菜採りやキャンプ、釣り)や、人気のない道路の通行などの際、ゴミを捨てていく方たちがいます。

ひどい方だと、冷蔵庫やゴミをいっぱい詰めたスーツケースなど不法投棄する方もいます。

こうした行為は自然を汚し、野生動物たちの体に取り込まれて、それが原因で死に至ることもあります。

また、そのゴミを片付けるのはそこで暮らす人達です。どうしたらこのような心無い行為をできるのか理解に苦しみますが、自然で遊ぶなら、来た時よりきれいにして帰っていただきたいです。

運営者はゴミを捨てる行為は絶対に行わないですし、落ちているゴミを見かけたら積極的に拾って、自然の汚染を少しでも軽減できるように尽力する次第です。

野生動物たちの繁殖に影響を及ぼすようなストレスを増大させる行動は避ける

野生動物を観察していると、時折こちらを気にする仕草を見せます。

このような行動を確認した際は撮影距離、音や光を出すものを身に付けていないか、人の姿をさらしていないか、自身の行動に問題がなかったか見直します。

反省と次の行動に向けての改善策を自ら考え、野生動物たちを警戒させない行動を心がけています。

よく人が撮影していると無遠慮に近づき、せっかく長い時間をかけて野生動物が警戒しない環境を作り上げてきたのに一瞬でダメにしてしまう人がいます。

人に見つかるような場所で撮っている運営者も運営者なのですが、カメラを持って撮影している人を見かけたら、何も考えずに安易に近づく行為はやめてください。

仕事関係者、現地住民の方を警戒させる、また迷惑となる行為は避ける

撮影で他の地域にお邪魔するとき、肝に銘じているのは「仕事関係者や現地住民の方を警戒させない、迷惑をかけない」です。

彼らからしてみれば、見知らぬ車が停まっていて知らない人が何かしている、疑うには十分な理由と考えます。

運営者は、挨拶は積極的にしますし、何をしているのか?と問われれば「野生動物の撮影です」と正直に答えます。

撮影した写真を見せるなどして、交流を深めると現地のことを教えてもらえることもありますし、通っていれば顔見知り程度に認識してもらえ、撮影のやりやすさも出てきます。

また、撮影場所によっては仕事関係者が作業していたり、そこまでの通り道になっていることもあります。路上駐車などして通せんぼしたり、仕事の妨害となる行為は絶対にしません。

仕事関係者への妨害行為も度が過ぎると、立入禁止などの処置が講じられることにも繋がります。

良識をもった撮影を、自分だけよければそれでいいなんて考えて撮影をしてはいけません。これまでも反面教師として考えさせられる経験をいくつもしてきました。

皆さんも、どんな趣味であっても、マナーを守った良識者であってください。

マナーの悪い撮影に対して注意を行い、治安の悪化を避ける

世間では「撮り鉄」のマナーの悪い行為が報道されていますが、「鳥撮り」もマナーの悪い方がいっぱいいます。

鳥見 初心者へでも公開していますが、マナーの悪い行為は野生動物を遠ざけ、撮影場所が閉鎖される悲しみの連鎖を生み出します。

自分だけよければ何をやっても許されると勘違いしている方も一定数おり、その方たちを野放しにしておくと撮影することができなくなってしまいます。

運営者が撮影しているフィールドでもこうしたマナーの悪い人が現れることがあります。冬季を除いて週末はフィールドに通い詰めている私ですが、見たことない人ですので、きっとおしゃべりな方から聞いて来たのでしょう。

「類は友を呼ぶ」といいますが、野生動物の生息地を軽率に喋る方も喋る方なら、それを聞いてくる方もまた自分が撮影できれば後は知りませしぇん、このような方なのです。

運営者も他人に対して注意するなど、気が引ける行為なので、できればしたくありませんが、結果として撮影地が閉鎖されてしまう最悪の状況だけは避けるように、マナーが悪い行為をしている方がいたら、注意を必ず行います。

最後に

「このブログが果たす役割」

勇ブログでは、運営者が秋田で撮影した野生動物と自然風景を掲載しています。私は自然が大好きなので、平日の仕事の傍ら、休日には里山周辺や沿岸部などを散策して、自然に寄り添っています。

ブログに掲載した風景や野生動物の生き生きとした姿を見てもらうことで、今の美しい自然を後世まで残していきたいという気持ちが芽生えることを切に願っています。

現状の人間活動では、美しい自然が見られなくなってリ、絶滅にひんしてしまう野生動物がでてくると思います。地球の未来について考えて、より良い選択ができるように運営者も「写真」を通じて訴えかけていきます。

また、こうした豊かな自然とは縁遠い、騒々しい都会で暮らしている方が多い現代だと思います。

都会は近代社会が集約した、人間活動が最も活発な場所であると認識していますが、そこで暮らし続けると暮らしに疲れてしまう方もいるかもしれません。

そんなときは、私のブログをみて、秋田の豊かな風景やそこで暮らす動物たちが発するセラピー効果によって癒やされてください。その効果をより実感してもらえるように、私も感動するような写真をたくさん撮影して掲載したいと思います。

今後も、勇ブログを暖かく見守ってくだされば、大変うれしいです。

また、各記事にも記載していますが、野生動物については詳細な生息地の記載は致しません。尚、その関係の問い合わせにも回答しません。その辺、ご理解いただければ助かります。

また、本ブログ内の記事から場所を推測するのは自由ですが、場所によってはツキノワグマなどの生息地になります。もし、その推測場所を訪問して死傷、受傷、また何かしらの危害を加えられても、本ブログ運営者は一切の責任を負いませんので、そのあたりもご理解ご了承お願いします。

2023年4月 勇(ブログネーム)

2025年9月 自然保護から撮影の理念に変更・内容大幅修正

2024年5月 内容一部加筆修正

2024年3月 内容一部加筆修正

2023年12月 内容一部加筆修正

2023年8月 内容一部加筆修正