こんにちわ,Isamu(@yusukebe029)です。
ブログを始めたと同時に「アクセス解析も将来的にしたい」と思いGoogle Analyticsを導入しました。
この記事では、私のGoogle Analytics 4の使い方とアクセス解析を紹介します。
目次
Google Analytics概要
Google AnalyticsはGoogleが提供する無料のサービスです。
このアクセス解析サービスをうまく使うと、
・どんな人が
・どんな環境で
・ブログ内でどう行動したのか
・どうやって検索してこのブログにたどり着いたのか
などの情報を集めることが出来ます。
全期間、ある期間のPV数なども把握することができるので、自分のブログの存在を数値として評価することもできます。
アクセス解析するにあたって、訪問者のパーソナルデータを利用します。
パーソナルデータでアクセス解析に利用する旨は、プライバシーポリシーに明記すべきでしょう。
プライバシーポリシーについては別記事で解説しています。

また、他サービスとも連携できるが特徴です。
中でも、Google Search Consoleとの連携により、ブログに辿り着く前に「どうやって検索して」ブログにたどり着いたのか知ることも出来ます。
Google AnalyticsとGoogle Search Consoleは自分のブログの成長を助けてくれる良サービスです。
ブログを運営しようと思っている方はぜひとも導入すべきなのです!
勿論、ブログだけでなく、ビジネス系ホームページやオンラインショップのサイトなどでも重要なアクセス解析ツールとなります。
Google Analytics 導入と WordPress SANGO3.0 の設定
Google Analytics導入には、以下のステップを踏みましょう。
・サイトの登録(無料)プロパティ設定
・トラッキングIDの取得・ブログ埋め込み
持っている方も多いはずですので、Googleアカウント登録は省略します。
個人用ではなくブログ用に新しくアカウントを作る方もいるようです。
次に、Google Analyticsへの登録を行います。
Google Analyticsには無料版と有料版(Googleアナリティクス360)があります。
無料版で十分にアクセス解析できますので、無料の登録ページから「無料で利用する」をクリックします。
そこで必要事項(アカウント名、アカウント設定、プロパティ設定、ビジネスの概要など)を設定し[作成]から手続きを完了させます。
手続きが完了するとトラッキングコード(グローバルサイトタグ)が発行されるので、これを自分のブログの該当箇所に貼り付けます。
[管理者画面]→[メニュー]
[SANGO設定]→Google AnalyticsのトラッキングIDにGoogle Analytics登録で表示されたIDをコピペします。
[「基本設定」を保存する]で設定を保存します。

トラッキングIDを貼り付けたら、データが十分に採集できるまで、あとは放置です。
十分にデータを採集したら、Google Analyticsの各項目でアクセス解析しましょう。
Google Analyticsでアクセス解析
2020年10月に正式リリースされたGoogle Analytics 4で解析していきます。
旧GAからGA4への移行については以下の記事で解説しています。

Google Analyticsを立ち上げると、左側にアイコンが縦に5つ並んでいます。
上から、ホーム、レポート、探索、広告、設定です。
アクセス解析するには[レポート]を選択します。
レポートから、リアルタイム、ユーザーの環境、集客、エンゲージメントなどを解析できます。
リアルタイム
[リアルタイム]ではその名の通り、いま自分のブログをどんな人が、どこで見ているのか調べることができます。
例えば、新しい記事を投稿した直後、記事を見てくれているのか、調べるときに便利です。
下だと、徳島県の方がMobile(つまりスマホなど)で1人見ていますね。

ユーザーの環境
[テクノロジー]→[ユーザーの環境の概要]からユーザーの環境を知ることが出来ます。
ユーザーが、どんなハード(Desktop、Mobile、Tablet)で、OS(iOS、アンドロイド、など)はなにか、ブラウザ(Google Chrome、Safari、など)はなにか、…etc
などなど、情報が手に入ります。
ちなみに、私のブログはスマホで見てくれている方が50%ちょいで、次いでPCが多いですね。

集客
集客では、ユーザーさん(サイトを訪問してくれた方々)がどうやってブログにたどり着いたのか、知ることが出来ます。
訪問したユーザー数の推移([ユーザー]の画面)をはじめ、ユーザーがOrganic Search、Direct、Organic Social、Referralのどの方法でブログにアクセスしたのか、またそのアクセス数をみることができます。
・Direct…URLの直打ちか、ブックマークなどから
・Organic Social…SNSから
・Referral…他サイトなどのリンクから

また、下にスクロールしていくと、オーガニック検索で表示されたページや、どんな検索ワードでページにたどり着いたのか、知ることが出来ます。
他にも、▼をクリックすれば、色々と検索できるので自分のブログを詳細にアクセス解析できます。
ブログにどうやって辿り着いたのか、はGoogle Search Consoleを使えば詳細に調べることが出来ます。

ここでも、簡単に調べることができることをお知らせしておきます。

エンゲージメント
エンゲージメントは横文字でわかりにくいですが、”ブログでの訪問者の操作”と置き換えると分かりやすいです。
わかりにくい、と言いつつも、この項目はアクセス解析で割と重宝します。
[エンゲージメントの概要]では、平均エンゲージメント時間、表示回数、リアルタイム、イベント数、表示回数、ユーザーのアクセシビリティ・ロイヤリティなど、網羅的なアクセス解析が出来ます。
平均エンゲージメント時間は自分のブログでユーザーが操作していた時間になりますが、なんと私のブログでは2分以下だったので凹みました。
とはいっても、ブログのイベント数やページごとの記事表示回数などは参考になるので、Analyticsを見た際はチェックするようにしています。

イベント数では、
・user engagement:ユーザーエンゲージメント(アプリの画面がフォアグラウンド表示*2されていた時間、またはウェブページがフォーカス状態にあった時間の長さ)*1
・session start:セッションの開始(サイトやアプリでユーザーが操作を行っている時間。30分以上操作しなかった場合、それ以降の操作は新しいセッションとして開始する)*1
・first visit:新規訪問
・scroll:スクロール
・click:クリック
・file download:ファイルダウンロード
*1 アナリティクスヘルプから引用
*2 アプリが最前面にあって、ユーザーが操作できる状態
があります。
それぞれの項目をクリックすることで、各記事ごとに上記項目が解析できます。

あとは[ページとスクリーン]の項目は必ずと言っていいほど確認します。
ここでは個別ページごとの表示回数、ユーザー数、新規ユーザー数、ユーザーあたりのビュー、平均エンゲージメントなどが確認できます。
下のキャプチャでは、昇順で並べていますが、降順に並べれば自分のブログでどのページがアクセス数が悪いかわかります。
私はそのページをリライトするなり、カテゴリー的に統合できるなら合併させたりと、記事をリプロデュースしています。

また、右上の期間、脇の▼をクリックすることで、カレンダーが表示され、期間を限定してアクセス解析もできます。
ブログを初めてときから今までを選択すれば、全アクセス回数が確認できたりするわけです。

アクセス解析結果を踏まえたブログ改善
ここで紹介したGoogle Analyticsによる解析はほんの一部です。
もっと詳細にカスタマイズできますし、もし広告や販売などで収益をあげているサイトなら収益についての分析もできるようです。
あくまで基本としてのGoogle Analyticsを使ったアクセス解析について紹介しましたが、それでも得られる情報を貴重なものです。
例えば、最後に紹介した[エンゲージメント]の[ページとスクリーン]では各記事へのアクセスを知ることができるため、アクセス数が少ない記事に対してリライトという改善アクションを行うことができるのです。
ブログ記事にリライトについては以下の記事を参考にしてください。

また、最近のブログやホームページなどは、スマホやタブレットで見やすいレイアウトが好まれているようです。
スマホやタブレットが主流になりつつある現代では、それらを意識したブログ作りが重要になるようです。
もし、ユーザーの環境でハードウェアをチェックしたとき、PC(Desktop)の割合が多く、MobileやTabletの割合が少ないなら、それらのデバイスにとって割合が少なくなるような原因が存在していることがわかります。
例えば、ブログレイアウトであったり、記事で使用しているフォントの大きさや画像などが考えられます。
私がブログ記事を書くときに気をつけていることなどについては以下にまとめています。

こういったブログのアクセス解析でも、ただ結果を眺めて「あぁ…そっか」と受けで終わるのではなく、アクセス数を増加させるにはどうすればいいか?
アクセス解析結果をもとに、ブログの改善のための戦略を立てることができるので、Google Analyticsはブログ運営に置いて効果的な解析ツールです。
最後に
Google Analytics 4を使ったアクセス解析について簡単に紹介しました。
実は私もGoogle Analytics 4を完全にマスターしているわけでなく、まだ知らない機能もたくさんあります。
裏を返せば、それほど事細かに解析できるサービスなのです。
Google Analytics 4の使い方が習熟したら、応用編として記事を書こうと思っています。
他にも、SANGOブログに関する記事を書いています。






Isamu
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