こんにちわ,Isamu(@yusukebe029)です。
アクセス解析でGoogleの無料サービスGoogleAnalyticsを導入していましたが「2023年7月1日からUAが利用できなくなります。GA4プロパティに切り替えましょう」と表示が出ました。
調べると、Google Analytics 4プロパティに移行する必要がありそうなので、その手順など纏めました。
この記事の概要
WordPressのSANGOテーマでの旧GAからGA4への移行手順について図解します。さらにGA4とGoogle Search Consoleとの連携の方法についても纏めました。
目次
ブログのアクセス解析ツール(Googleサービス)
私はブログのアクセス解析に以下3つのツールを使用しています。
Search Console Insights
Google Analytics
釈迦に説法ですが、ブログにアクセスする前はSearch Consoleを、ブログ訪問中はGoogleアナリティクスを使ってアクセス解析を行うことになります。
Isamu
Search Console Insightsではこれらの情報を簡易に確認できるので、時間がとれない時にちょこっと見てブログへのアクセス状況を確認しています。
旧GAの関連付けの確認
これまで使っていたGoogle Analyticsを旧GAと呼ぶことにします。
新しいプロパティはGoogle Analytics 4なので、GA4と省略します。
旧GAはSearch ConsoleやSearch Console Insightsと連携しているので、GA4に移行後もGA4とSearch Consoleを連携する必要がありそうです。
Search ConsoleとGoogle Analyticsを連携している場合の確認方法
Search Console画面
設定>協力者>関連付けられているサービス
にGoogle Analytics(UA)が表示されていれば連携しています。


GA4は後で連携するので、ここでは無視してください。
GA4とSearch Console連携後はここにGA4が表示されます。
旧GAからGA4への移行手順
では実際に旧GAからGA4に移行しましょう。
Google Analyticsのホーム画面を開くと、上部にGoogleアナリティクス4プロパティに移行しましょう、と表示があります。
右にある「開始」をクリックしましょう。

Googleアナリティクス4プロパティの設定アシスタントが起動します。
あとはガイダンスに従って進めていけば、旧GAからGA4への移行は完了です。
簡単でしょ?
作業の完了とともに、Gから始まるID(G-◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯の形)が発行されます。
このIDをWordPress(Sangoテーマ)で「カスタマイズ」から設定します。

サイトの基本設定>Google Analyticsの設定
に進みます。
トラッキングIDを入力する欄があります。
ここには旧GAのUA-◯◯◯◯のトラッキングIDが入力されていると思いますので、先程手に入れたG-◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯のIDに置き換えます。
ついでに、アクセス解析にgtag.jsを使うに☑を入れておきます。
公開するをクリックし、設定を保存しましょう。
続けて、カスタマイズ最初の項目から「詳細設定」に進みます。
headタグ内にコードを挿入、にGoogle Analytics4の画面からコードを入手して貼り付けましょう。
コード貼付け後は公開するをクリックして、設定を保存します。


ここで設定保存時にエラーが出て保存できない場合は、レンタルサーバーのWPAが悪さをしているかもしれないので、一時WPAをOFFにしてやり直してみましょう。
それでも不具合が出て、作業完了できない場合は要調査でお願いします。
haedタグ内にコードを挿入、に貼り付けるコードを準備しましょう。
Google Analytics4ホーム画面で、左下の歯車をクリックします。

データストリームをクリックします。

リストにある対象のブログをクリックします(赤枠)。

「ウェブストリームの詳細」が表示されますので「タグ設定手順のグローバルサイトタグ(gtag.js)ウェブサイト作成ツールや、CMSでホストされるサイトのご使用の場合、このタグを設定」にコードが表示されているので、先程のWordPressカスタマイズに貼り付けます。

ここまで作業が終了したら、Google Analytics4プロパティでアクセス解析するための移行準備はOKです。
念の為、Google Analytics4ホーム画面で解析が始まっているか確認しましょう。

リアルタイムに数字が表示されるようになっていれば成功です。
一日経過したら、レポートのスナップショットに数字も表示されました。
GA4とSearch Consoleの連携
GA4プロパティとSearch Consoleを連携させましょう。
先ず、GA4ホーム画面の左下の歯車マークをクリックします。

「サービスとのリンク」 から「Search Consoleのリンク」をクリックします。

既に連携した後の画面を使っているので、連携先が表示されています。
連携が済むとここにSearch Consoleの連携先が表示されます。
ここでは、Search Consoleのリンクの右上の「リンク」をクリックします。

続いて、「アカウントを選択」をクリックします。
すると、自動で連携先のSearch Consoleプロパティが表示されるので、該当するSearch Consoleプロパティを☑して、「確認」をクリックします。
Search Consoleプロパティを選択で「次へ」をクリックします。
ウェブストリームを選択するで「次へ」をクリックします。
最後に、管理するSearch Consoleプロパティにリンク、ウェブストリームに間違いがないか確認し「送信」をクリックします。
連携が済むと、結果に「リンク作成済み」と表示されます。
上で図解したように、サービスとのリンクで「Search Consoleのリンク」で連携先が表示されて確認できます。
念の為、本当に連携が出来たか確認しましょう。
集客>集客サマリー
にGOOGLEオーガニック検索トラフィックとGOOGLEオーガニック検索クエリが表示されていれば、連携できています。
時間が経てば、ここにデータが表示されるでしょう。
ここでは、Google Analytics 4側から連携させましたが、Search Console側からも連携設定が出来るようです。
Search Console Insightsとの連携
GA4は今現在(2022年5月記事作成時点)ではSearch Console Insightsと連携できないようです。
旧GAとは連携が出来ているようで、その設定はSearch Consoleに設定を残せるようなので、削除せずに残しておきましょう。
後々何かあると困りますのでね。
しかし、先程WordPressカスタマイズにて、Google AnalyticsのトラッキングIDをG-〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇に更新してしまったので旧GAでアクセス解析できません。
従って、連携の設定は残しておきますが、解析自体はもうしてくれません。
なので、GA4プロパティに移行後は、ブログへのアクセス前はSearch Consoleで、ブログへアクセスした後はGA4を使って解析をしましょう。
また、GA4は先の設定を済ませれば、Search Consoleと連携しているので、GA4が連携の恩恵を授かれます。
※前述のGOOGLEオーガニック検索トラフィックとGOOGLEオーガニック検索クエリ
最後に
アクセス解析はブログやホームページを運営する人にとって必須です。
最初に設定してしまえば、後は自動でデータ収集してくれるので、苦労するのは最初だけです。
今回のGA4移行も移行作業中はめんどいですが、作業が終われば後は前と同様に自動でデータ収集してくれます。
GA4についてまだ深い理解はしておらず、Search Console Insightsも使えなくなったので、もう少し勉強しますね。
GA4について使い方が定まったら記事にして皆さんにシェアしたいと思います。
他にもブログに関する記事を執筆しているので、興味あれがご一読してください。






Isamu
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